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 Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2003年10月分】
今月の実食数 ラーメン 31杯 (新規店 8店)
蕎麦 21杯・うどん 5杯
今年の実食数 ラーメン 211杯 (新規店 68店)
蕎麦 119杯・うどん 28杯

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(8杯)
八島ふくみみがんこ三田(2杯)、
共楽醤屋旭王
【おいしかった】
(22杯)
やまちゃん心麺りょう華
ばくだん屋どらいちますたに田町
極麺王藍華梯子集来多摩利屋
萬福柿岡や浜松町欅三越催事
麺楽蒸気家蘭丸(2杯)、大喜
MATCH-BO 三田大宝
【まあまあかな】
(1杯)
韋駄天
【もう行かない】
(0杯)
 


 10月31日(金) 
 「支那そば屋 蘭丸」に2回目の来店。麺の茹で時間が短い割りに、待ち時間が長いのは一度に作る杯数が少ないからのようだ。小上がりがあるので子供連れのご家族も来店している。

 特製塩そば(850円)、ふんわりとした和風魚系が香るスープには優しさが感じられるほどに仕上げてあるので、個人的には白ごまは不要かな、香りが強すぎる。具には支那そばになかった桜エビやワカメにクラゲ?と塩というより潮をイメージしているのかな。とても滋味深い味だった。

 ただ支那そばに比べて塩そばの+200円という値段設定はどうなんだろう。(焼叉そばのみ+250円) ランチのBセットの焼き焼叉ちらし飯は、その名のとおりチャーシューを軽く焼いてあって美味しそう。さらに+30円は魅力的な価格だ。


 10月30日(木) 
 「中華料理 大宝」はもちろん中華の一品料理を提供するお店。麺類の品揃えも多い中で、最もポピュラーなのがタンメン。ランチタイムは8割ほどの人がそれを頼んでいるように見えた。お店に来たことはあるが最下価格のラーメンしか食べたことがなく、タンメン(750円)を食す。

 店内は極めて正しいオープンスペースで、カウンターに座ると厨房内の一挙一動が手に取るほどによくわかる。ご主人が具だくさんで重そうな中華鍋を小気味よく振り、タイミングを見計らって女将さんが麺を茹ではじめ、茹であがった麺を平ざるから丼に取り分けると間髪おかずに中華鍋から具とスープが注ぎ込まれる。

 たっぷり山になった野菜はニンニクがほどよく効いて、シャキシャキの歯ごたえと炒めの香ばしさが合体して、これだけでもご飯が食べられるほどだ。一番期待していた麺はやや太めの平打ち。ラーメンはよくある麺だが、タンメンは麺の種類が異なるのだ。ツルツルとした滑らかさと硬さを感じる食感がいい。冷やして食べてみたい麺だ。

 塩気の強い味付けは、内角高めでのけぞり気味だが、単にそれだけで評価をしては申し訳ないような、そんなお店だ。



 魚らん坂入り口交差点の「麺壱」、改装なのかお店が変わるのかは確認できなかったが、工事中で営業していなかった。


 10月29日(水) 
 新橋駅日比谷口にある「げんき」は牛丼中心のお店、メニューの数は少ないながらもそば・うどんが置いてある。肉そば(400円)は、牛丼のカシラ(具)をトッピングしたもので、肉・タマネギの他に豆腐・コンニャクも入っていて味はまさしく牛丼、それもかなり甘い味付けで本来のつゆの味がよくわからないほどだ。あまりにも甘いので紅ショウガと合わせてみたら、これがピッタリあうんです。その味わいはそばでなくほとんど牛丼(笑)



 三田の「MATCH-BO Rahmen Style Cafe」、お洒落な店名だが元来は和歌山ラーメンのお店で、夜は3・4Fではダイニングが楽しめる。そのダイニングフロアについて入り口近くに告知があり、10月末で閉鎖してしまうのだそうだ。そのためスペシャルイベントを開催中で、24日から今日までドリンク全品300円、30・31日は3000円で食べ放題飲み放題になるとのこと。ダイニングは結局1回しか利用しなかった。

 中華そば(650円)は濃い茶濁で、ちょっぴり豚骨の臭みがある。ストレートの細麺と絡めてちょうどいい味付けで、スープだけではかなりしょっぱく苦みも感じるほど。味付けの調節ができるようになっているものの、薄味だと麺が浮いてしまうかな。

 このメニュー以外にも、味噌・まぜそば(温/冷)がある。ただ自分の頭の中は、和歌山=醤油なのでそれらを頼む気がしないのだ。


 10月28日(火) 
 久々の内幸町の「旭川らぅめん 旭王」、お昼時にしてはお客さんの入りが少なかったのは冷たい雨のせいなのかな。ラーメン・醤油(650円)は短い待ち時間で出てくる。

 濃い醤油色のスープは層になった透明な油をまとい、魚系の風味たっぷりの風味。この味がダメな人がいてもおかしくないほどクセがある。逆にはまってしまう人も多いはずで、自分もその1人だ。旭川の二大勢力の一方である藤原製麺の麺は、加藤の麺に比べて低加水のボソボソ感は少ないが、スープとの相性がいい。

 今日のバラ肉ロールチャーシューは煮込み時間が長すぎたのか、やや風味が抜けてパサついていたのはあまりない経験、これも食べ歩きの楽しみの一つと割り切る。



 某TV番組のランキング1位になったがために、*百メートルの行列ができたことがある伝説のお店。すっかりと足が遠のいていた時期があったが、また落ち着いてメニューにあるとおりアルコール・つまみを楽しめるようになった「らーめん 天神下 大喜」である。

 ラーメン(650円)は煮干しの風味が強い。和風魚系を前面に出すお店は豚骨ダシと融合させたいわゆるWスープが主流となっている。まろやかさを楽しめるスープが多いように思うが、ここは開店当時からキレと深みのあるスープで勝負している。

 麺は自家製。スープだけでも長時間かかるはずなのに、製麺、それもメニューに合わせて4種類(かな?)もの自分の納得のいく麺を提供するのは並大抵の努力ではできないだろうと容易に想像がついてしまう。それがどれもスープに合っているところがここの凄さなんだろう。

 バラツキも食べ歩きの楽しみと思っているが、ここのお店はブレの度合いが少ないのが大きな特徴の一つ。新作の味噌を試そうとしたが、自分のキャパを超えていそうな量で断念。味見だけでもいいからしてみたいものだ。


 10月27日(月) 
 門前仲町の「支那そば屋 蘭丸」へ。西大島にあるお店の2号店になり7月にオープンしたお店。その場所がお気に入りの「こうかいぼう」のとなりと、とっても気になる存在。木を多用した店内はカウンタ席と、テーブル席ではなく小上がり20席弱というのは変わっている。

 ラーメンは醤油・塩、つけ麺が醤油・塩のラインナップで、黒豚焼豚や中国の調味料・トーチを使用したメニューもある。初来店なのでいつものように醤油味の最下価格の支那そば(650円)。

 濃いめの醤油スープには油と背脂が浮いているものの少量、それを前面に出したものではなく和風系で、昆布・鰹節をよく感じ取れる。一口目の味付けは甘い。それが甘ったるいものではなくスッっと収まる微妙さがある。甘い味付けは苦手なはずなのだが、風味が付いてくるからだろうか、違和感がない不思議なスープだ。

 麺は自家製の細めのほぼストレート。茹で時間が短めで適度な硬さがあり、後半はやや弱くなるもののスープがうまくカバーしている印象だ。柔らかなバラ肉ロールチャーシューも岩のり・カイワレも邪魔をしない脇役に徹して主役を盛り立てている。

 完成度が高いラーメンですね、これは塩もつけ麺も食べてみなければ・・・。


 10月26日(日) 
 溜まりまくっている宿題店のある八王子の、京王八王子駅前にある「蒸気家」へ。隣にある「賀も川 魚庵」の関連店で今年7月にオープンし、昼はラーメン専門店・夜は日本料理の飲食店となる。以前は居酒屋チェーン店だったので、店内は広く100席以上のキャパがある。

 メニューは醤油/塩とつけ麺で、ラーメン・醤油(600円+税)にしてみた。薄目の茶濁で看板にあるとおり煮干しなどの和風系が前面にでている。悪くはないのだがシャープでもなくまろやかさがある訳でもなく、ちょっと中途半端かな。

 麺は細めのストレートで、高尾山の湧水で打った自家製麺とある。適度な歯ごたえがあって、後半のダレも少ない。大きい肩ロースチャーシューは柔らかくフレッシュさがあり、半熟味付け玉子もいいのだが、いかんせん前述したとおりスープのインパクトが弱く、麺・具に負けている感があり、全体に一体感がないのはもったいない。ちょっとしたことでレベルアップすると思う。

 ちなみにぐるなびに100円割引のクーポンがあります。改めてぐるなびに掲載されているお店を見ると、お店のラインナップが面白いですね。割引はないものの「江ぐち」「一二三」が出ているのは意外。


 10月25日(土) 
 青梅の「つけそば屋 麺楽」にて、つけそば(600円)をつけ汁の辛み・酸味は抜きで。光沢のある太麺をそのまますすると小麦の香りが心地よい。蕎麦にたとえるなら風味の高い新蕎麦のよう。風味の良いつけ汁もいい、固定客が多いのも納得。

 会議室に書かれていたとおり至近距離にあるスーパーが改装中で様相が変わっている。入店時は待ちがあったが、お客さんの入りに少なからず影響があるのでは? 工期どおり完了しないとダメージがありそう。


 10月24日(金) 
 神田東口の「かめや」にてお店の代表メニューである天玉そば(410円)
 サクサクとしたかき揚げと温泉玉子がいつものとおり、ダシのきいたつゆとしっかりとした蕎麦とよくあっている。



 昼はラーメンを食べに三田に行くが、どういう訳かどのお店も行列が多い。席数の多い「万豚記」でさえしばらくかかりそうな人数。近くにある「田町 蔵」は“新潟駅前須坂屋そば姉妹店”とあるへぎそばのお店で、夜は飲みもできるようだ。日本酒の取りそろえも新潟中心で、〆張鶴・鶴齢・麒麟山・吉乃川などと充実している。

 蕎麦はへぎそば(1〜2人前)が1100円、同様の蕎麦を使用している(?)もりそば(550円)にする。均等の太さの蕎麦は硬めの食感で、布海苔をつなぎに使用したへぎならではの食感。個人的にはわざとらしい硬さに感じてしまいそれほど好みではないが、蕎麦の風味もしっかり香って、この値段にしてはいいかな。サイトで検索してみると都内には数店あるようだ。



 夜は知り合いらと小伝馬町の「かけそばや 郷」へ。1品300円均一のつまみと蕎麦湯割りなどでまったりと過ごす。蕎麦が切れたのでうどんでしめることに。

 納豆うどんは泡立てた納豆をトッピングしてあり、初めて見たときは既成概念を大きく覆すもので驚いたー。コシが強いうどんのしっかりとした食感で、そばもいいがうどんもレベルが高い。実際に食べてみるのがおすすめだが、画像だけでもお楽しみください。


 10月23日(木) 
 以前から気になっていた神田駅北口の路麺に行ってみる。「カレー・ラーメン・そば」と目立つ看板ながら店名は書いていない。かけそばが210円と安価で、かき揚げそば(330円)にしてみる。

 看板に「生そば」と記述してあるが製麺所の茹で麺を使用しているようだ。茹で麺にしては適度な硬さがあり、癖のないつゆは悪くない。かき揚げは衣が薄く野菜の割合が多く、小エビ(アミかな?)の香ばしい風味が好きな部類。店名がわからないので、とりあえず「店名不詳」ということで。



 先日に引き続き浜松町の「M亭(仮名)」の様子を見に行くと、やはり営業していないものの、張り紙の内容がまたまた「当分の間お休み」に変わっていた。やはり再開の望みは少ないのだろうか。

 時間の都合で「小諸そば」に入ってはみたものの、思い描いていた蕎麦とのギャップは否めないだろうと、天丼(410円)にする。もうなくなったが虎ノ門ではよく食べていたので懐かしい味。かき揚げにエビ天1本と割安感があるものの、ご飯の分量の割りに丼つゆが多すぎで後半はしょっぱくて、そば湯を入れようかと思ったほどだったのは残念。



 日本橋三越本店で一昨日から27日まで開催中の「きらめきの北海道展」に、札幌の味噌ラーメン専門店である「欅(けやき)」が出店している。未食ながら南6西3ということはススキノ中心からほど近く、99年に開店し今や行列店なのだそうだ。

 味噌ラーメン専門店らしくメニューは味噌ラーメン(900円+税)のみ。厨房の中をうかがい知ることはできないが、音から察するに中華鍋で野菜と挽肉を炒めてスープ・味噌を合わせる札幌味噌ラーメンの正しいスタイルのようだ。表面を層になった油が覆い、麺を持ち上げると湯気が立ち上るかなり熱いスープ。麺は太めの縮れで、多加水麺を熟成させたような透明感があり、存在感のある食感だ。

 見た目は「純連」のようにも見えるが、そこまで濃厚ではなく、かといって物足りなさは感じない微妙なさじ加減は和食出身のなせる技か。再現度はわからないが、もう一度食べてもいいと思わせる味だった。(画像はこちら



 催事期間中に再来訪したい要因がもう一つあって、出店しているお店の一つに「コンキリエ」というのがあります。(公式サイト) 行ってみて初めてわかったんですが責任者が高校の同級生だった。卒業以来**年にして初めて会ってお互いにびっくりーでした。厚岸の牡蛎は身が大振りで肉厚、料理番組にもちょくちょく出てきますね。
 焼きがき、いいですよー すいません、完全に宣伝モードです(笑)


 10月22日(水) 
 西新宿の「東京麺通団」にて、ひやかけ(290円)になす天(100円)。つめたい麺につめたいつゆで、温かいつゆと同様にいりこのききが凄い。強すぎて生臭く感じる人もいるのでは?と心配したくなるほど強い。麺は水でしめてあるのでこれまたコシが強く噛み切りにくいほど。こんなうどんはなかなか食べられない。

 26日(日)から24時間だった営業時間が、10時〜翌2時に変わると書いてあった。朝食べられないのは残念ながらそれで十分だと思う。(お店の様子



  夜は「元・がんこ 三田」で塩ラーメン・やや薄指定(900円)、紫蘇がきいた塩味のスープはいつもながらでお気に入りだ。塩といっても醤油の中華そばより塩分が控えめなので、薄目にしなくてもいいかな、食べるのにコツがいるほどのホロホロチャーシューがまたいい。


 10月21日(火) 
 新橋の路麺「丹波屋」は、かけが290円からと、他店に比べると若干高めのお店だ。店内は10人は入れないだろうという狭いスペースながらも、揚げ物は目の前のフライヤーでの自家製だ。

 たぬきそば+玉子(320円+60円)の玉子は、生か半熟を指定できるようになっていて今日は半熟。節系がしっかりとしたつゆは個人的にポイントが高い。麺は茹で麺ながら単にソフトなだけでなく生麺っぽい舌触りがあるのがお気に入りだ。

 加えてのトロトロすぎない半熟玉子がいい。日記では既出だが、卓上には三種の唐辛子が置いてある。七味・青唐辛子の醤油漬けともう一種類の鷹の爪にしてみる。入れた直後はほとんど感じないが、汁に浸って辛さがじんわりと効いてくる。まして麺とともに噛んでしまうと、舌が麻痺してしまうほどの強烈な辛さがある。

 ここの麺は小野製麺と三田のお気に入り「一心たすけ」と同じ製麺所のようだ。あちらは生麺で印象はかなり違うが、茹で麺でこの歯触りは好きだなあ。この麺を使用する他店にも行ってみたくなった。(お店の様子



 浜松町の「M亭(仮名)」に様子を見に行くと、やはり営業していないものの、先日の「しばらく休業」とは内容が若干違って、「本日は」臨時休業とある。ということは昨日は営業していたのかなあ? 何ともはっきりしないが、まあそのうちご主人の元気な姿と極上の蕎麦に出会えるでしょうとお店を後にする。



 そう言えば「尾道らーめん 柿岡や」は新橋店にしか行ったことがなかったので、大門店に行ってみる。店内は縦に細長くおおよそ50席ほどのキャパがある。入り口が2つあって、それぞれに食券の自動販売機が置いてある。

 尾道らーめん(650円)は、店内に入った時から香る煮干しの風味が強い和風魚系で、背脂が浮いた醤油スープ。見た目よりもしつこくもなくさっぱりと食べられるが、風味が浮いてしまって一体感がないように感じる。

 麺は表面がツルツルで、モチッとした食感。喉ごしは良いがスープの持ち上げが弱いので、麺を食べつつスープをすすっていく。この麺はつけ麺の方があうのかもしれない。

 肩ロースチャーシューは柔らかく仕上げてあり、箸でつまむと崩れるほどが、煮込みすぎなのかな、肉の風味と油分が飛んでしまってスカスカしている。柔らかいチャーシューは好みながら、せっかくの部位をいかしきれていないように思う。



 夜は先輩と2ヶ月ぶりに月島に出かけて初めてのお店へ。海産物、それも干物に重点を置いているお店で、つまみも充実して値段もリーズナブル。先輩のポケットにはまだこんなお店があったのですか〜、という満足度でした。


 10月20日(月) 
 東銀座の「中華そば 萬福」に行く途中で、前回隣の人が食べていた焼飯が美味しそうだったため、それにするか中華そばにするか悩む。半チャンがあれば間違いなく頼んでいるだろうが、メニューには1人前(840円)しかなくて、それも結構な量がありそうなので複数人で来た際にでも・・・とあきらめてきたんですね。

 今日はワンタンメンにしようかと席に着くと、“20日(月)から25日(土)まで先着30名に半焼飯または半餃子サービス”とある。何ともラッキー! 躊躇なしに中華そばに半焼飯(650円+サービス)をオーダー。

 サービスといえども焼飯は出来たての熱々。中華鍋で炒めた油と醤油ベースの何とも言えない香ばしさが食欲をそそる。具は細切れ肉の比率が高く、玉子・グリンピースとシンプルで、ごはんはパラパラ状態の本格的なもの。黒胡椒がアクセントになっている。

 焼飯のインパクトが強いためラーメンの醤油味がボケてしまうほどで、半焼飯と量は控えめながら今日は麺が脇役になってしまったが、初めての経験で予想通りの焼き飯で満足度が高かった。なお今週のサービスは、銀座アキュイユ2003のイベントの一環で、近隣の他店でもお得なことがあるようだ。



 夜は小伝馬町の「かけそばや 郷」へ。もり・かけが270円からの路麺価格ながら、そば・うどんは自家製麺。夜は一手間かけたつまみが一律300円と安価ながら、そのメニューは都度変わる。旬の野菜なども楽しめるため、常連であっても飽きさせない品揃えだ。また、ご主人との会話がおもしろいのも人気が高い要因のひとつだろう。

 しめにもりそば(270円)。風味は強くないがサクッとした硬めの歯ごたえの蕎麦に、鰹節が効いたつけ汁は自分の好みでいい感じ。これを270円で提供できるお店の努力には脱帽だ。(お店の様子


 10月19日(日) 
 今日はうどん、福生の「讃岐うどん 麦太」にしてみる。
 かけうどん(600円)+ちくわ天(300円)、極めて透明なつゆはいりこは皆無だが和風ダシが効いていて強くない塩分と甘さに仕立ててある。うどんはコシがあり表面が滑らかで喉ごしが良く、ほとんど噛まずにもスッとお腹に収まる。連れの生しょうゆかけうどん(650円)は麺を水でしめてあるのでさらにコシが強く、歯の進入を拒むような芯を一本残した食感がいい。

 打ち立てのうどんを必要な数だけ茹で上げるので、茹でたてを食べられる。多少の待ちはあるもののこのうどんが食べられるのなら待ち時間は苦にならない。値段はちょっとお高めながら満足度が高いです。(お店のレポ



 会議室に書き込みのあった福生のうどん店の様子を見に行くと、以前は「長浜ラーメン でんぼり」、その後「天山 福生田園店」があった場所で、「京風手打ちうどん生そば 暖気(だんき)」というお店になっていた。京風うどんってどんなものなのでしょうか。(画像はこちら


 10月18日(土) 
 4度目のチャレンジとなる「海山閣」へ行くも、やはりお店の前の駐車スペースなし。多少離れた場所には駐車ができるようだが、雨も降っていたので次回期待。このお店との相性が良くないとしか言いようがない。



 しばらく行っていない「多摩利屋」へ。塩らーめん(500円)の麺が以前に比べて太めに変わったようだ。強すぎないスープの風味に麺の香りが引き立ち、以前よりこちらの方が好み。塩の尖った味が気にならないようになるとさらにレベルアップすると思う。また具の味付玉子が茹で玉子に変わってしまったのが残念だ。



 会議室に書き込みのあった八王子の新店予定、「中華そば 青葉」に行ってみると11月20日開店予定とある。その他は何も書いていなかったので、中野の有名店との関連は不明だ。(画像はこちら


 10月17日(金) 
 「田毎」はJR神田駅構内にある路麺。たぬきそば+玉子(320円+50円)、何度か食べていて、フライヤーがない割には揚げ物は悪くない印象だった。なのでたぬきも軽め。くせがなく素直なつゆは温度が高く、茹で麺との相性がいい。



 大門の「中華そば 集来」にて手打ラーメン(550円)、手打ち風幅広縮れ平麺はモチッとした食感で、ツルツルすするのではなくワシワシ食べる麺。油が皆無の醤油スープは煮干したっぷりで熱々。今日のチャーシューは上質であたり。

 入店時は満席で多少待ちがある状態ながら、食べている人が少ないのは、茹で湯を替えた直後だったからだろうか? 時間がかかりそうだと覚悟を決めていたのに、着席してすぐに出てきて推定8人抜き。

 茹で釜が1つで麺が2種類あるため、ある程度の量をまとめて茹で上げるので、出来上がりが前後するのは店内の張り紙にあるとおりだが、ここまで早いのは初めてではないかな。自分が悪いわけではないものの、両隣もサラリーマン、限られた時間内に昼食をとらなければならない立場は同じなので申し訳ない気もしたが仕方ない。



【お詫び】
 先日サイト情報を修正した際に、新橋の「龍麺亭」を他店と誤って「閉店」と記述してしまいました。お店の方からご連絡を頂き修正しましたが、5日間誤った情報を掲載してしまい、大変申し訳ありませんでした。謹んでお詫び申し上げます。(公式サイト


 10月16日(木) 
 新橋の「ポンヌッフ」にてかき揚げ玉子そば(440円)、つゆは醤油よりも塩分が強く路麺には珍しい味で、麺はソフトな茹で麺をサッと湯通ししたもの。厨房内にフライヤーが見あたらなくてかき揚げは自家製ではないのかな、野菜を中心にした具が多めでなかなか。なので、つゆが好みだと来店回数が増えるのだが・・・。



 馬込の「醤屋」に恐る恐る行ってみる。なぜなら前回の来店から非常に日数があいてしまったためだ。開店当時は白・紫・黒と3種ある醤油味を試したいがために、まだお客さんが少ない時期に1週間で3回訪問したのがきっかけで、すっかり顔を覚えられている。ほぼ満席の店内に入ると予想どおり軽いジャブが飛んできた(笑)

 めげずに白醤油を使用した白(650円)は、スープの印象が変わったのがよくわかったので、時間をあけたのがかえってよかったのかな。従前より鰹節・昆布類が強めになり、後半はトッピングのタマネギ・ミョウガなどの香味野菜に隠れがちだったスープの風味が最後まで持続して感じられるようになっていた。また、麺の茹で方が硬めになったように思う。柔らかくて大きなチャーシューはジューシーかつしっかり味で相変わらずで、これがまたビールにあうんだなあ。

 次回は紫かな? つっこみが入る前に来てみよう。



 夜は大阪らしい味を堪能し、さらには昔の東京の雰囲気も楽しんだりと盛りだくさん。いつもの電車で無事帰宅。


 10月15日(水) 
 新橋駅前ビル別館の「出雲」にて天ぷらそば(330円)、かき揚げ・春菊天など数種の揚げ物から一品を選択できるようになっており、人参天にしてみた。醤油のキリッとしたつゆに茹で麺のソフトな組み合わせはいかにも路麺らしい味わい。卓上の鷹の爪を試してみると、じわじわと辛さが広がって少量ながら後半は効いてくる。七味とは違った辛さが新鮮だ。鷹の爪は同じく新橋の「丹波屋」にもあったなあ。



 新橋に今月2日オープンしたという「韋駄天」(初)は、。支那そば(細麺)・豚骨醤油(太麺)・つけ麺(太麺?)のラインナップで、最下価格の支那そば(500円)にする。透明感のある醤油スープに透明な油が浮き、麺は縮れ細麺。具はバラチャーシューと絹さや・のり。合わせる薬味は刻みタマネギ! フードプロセッサで調理したと思われるかなり細かいみじん切りだ。

 といってもスープは八王子系の味ではなく、鶏ガラ中心だろうか、さっぱりとしたスープで個人的には引きが弱く、麺のダレが早い。駅から近いし朝4時まで営業しているので、飲んだ帰りに屋台に立ち寄って食べるような感覚に近いかな。場所はピンク系***学園の至近距離にあり、昼間でもお店紹介の男性がつきまとってくるのが難点(でない人もいるか・・・)。



 椎名町の「B食麺酒屋 梯子」は酒のつまみを豊富にそろえた夜だけ営業のお店。実は数回来ているが飲み過ぎてまともにラーメンを食べたことがなかったので、お店のレポートはない。

 そんな訳もあって今日は早めに麺を食すことに。通常食べられる醤油ラーメン(あっさり・中間・こってり)のほかに、水曜日限定の六助塩らーめん(600円)にする。透明感のあるスープは種々の素材が織りなす香りと味の複雑系、香辛料が強すぎる感もあるが、少なくとも化学調味料を使用していない味とは思えない。

 ただ細麺との組み合わせはどうなんだろう、同じく限定の六助塩つけめんに使用している太めの麺のように、味わいのある麺と組み合わせると更におもしろいかもしれない。つまみとしても十分なチャーシューは角煮タイプで、しっかりとした味付けで柔らかい。一般的な居酒屋で出されるラーメンとはレベルが違うのは確かだ。


 10月14日(火) 
 三田の「蕎麦 一心 たすけ」にて天ぷらせいろ(380円)、数種の揚げ物の中から今日はあじ天をチョイスしてみた。冷えてはいるが揚げてからそれほど時間が経っていないのか、それとも油が良質なのかクセがなく上質だ。下味の塩気の多さが多少気になったが許容範囲。生麺を茹でて水でしめた蕎麦は、いつもながら歯ごたえと喉ごしがいい。

 つけ汁は濃いめでどっぷりとつけるつけ汁ではないので、食べ終えた時点でほとんど減っていない。まして最初からつけ汁が猪口に多めに入っているから蕎麦湯を飲むのに苦労する。自分は一旦下膳して猪口のつゆを半分程度捨ててから蕎麦湯を注ぐようにしている。そうでなければ濃すぎて味わえない。



 夜は末広町の「蕎麦一」へ。座麺ながらかけそばが270円からと価格は路麺並み。加えて夜はつまみ類が安価で充実しているので、ちょっと飲むにはちょうどよい。蕎麦湯で自家製のつまみをつついて、満腹にならないうちに蕎麦にする。

 冷たい蕎麦しか食べたことがなかったので、たぬきそば+生玉子(330円+20時まではサービス)、薄目のつゆに生麺らしい麺の組み合わせで上品系の蕎麦で油も軽い。その割にはお客さんが少ないなあ、まあ隠れ家的な存在感もここの良さの一つであるのだが。(知り合いのお店公認サイト、特典があります)


 金曜日以降ラーメンのネタがなくてすいません(笑)


 10月13日(月・祝日) 
 朝起きると良い天気、予報がはずれたのか?とドライブ。最近オデ姫に早足をさせていないので高速が使える御殿場方面へ。あちらには富士吉田うどんや富士宮焼きそばもあるし、ラーメンでは都内から移転した某店もあるが、やはり蕎麦でしょう。

 1軒目は裾野にある「蕎麦づくし 蕎仙坊」へ。ネットで調べると月曜休みとあるが連休なので営業することを電話で確認して出発。ナビが500mほど離れた場所を示したので多少迷ったが開店時間の11時半に到着、すると広い店内はすでに満席で待ちができている。結局40分待ちで着席。建物は山形から移築した庄屋を流用し、残念ながら屋根は瓦葺きになっているが店内は田舎っぽい趣がある。

 石臼による自家製粉らしく一茶庵系とのこと。蕎麦はせいろ・田舎とかけが基本で具により各種ある。せいろ(700円+税)は、ほぼ均等に切り揃えられた蕎麦で、風味が高く喉ごしも良い。田舎は色黒で太く、エッヂがしっかりと立ちねじれがある。粘性がある歯ごたえで自分の好みからははずれる。もっとはすれたのがつけ汁で、甘さが強くてどうしても気になる。蕎麦は気に入っただけに残念だ。(お店の様子



 2軒目は御殿場の「蕎林」にしようかと思っていたが、至近距離に質素な案内板を見つけたので急遽予定変更。一般のお店ではなく普通の民家に小さな看板を据えただけなので一度見過ごしてしまったほどで、「手打ちそば処 小羽根山」という。(公式サイト

 一般の住居を増築したような佇まいの店内は満席でちょっとだけ待ち。こちらもせいろ・田舎とかけが基本で、せいろは北海道産、田舎は自家栽培の蕎麦を使っているという。それだけでなく大根やお米なども自家農園栽培とある。

 せいろ(700円+税)は極めて細い均等の切り方ながら、しっかりとした歯ごたえがあり蕎麦の風味も強い。つけ汁は鰹の風味が強くへたな蕎麦だと負けてしまいそうだが、ここの蕎麦には合うようだ。甘さ控えめのスッキリとしたタイプで好みの味。

 お腹に余裕があれば田舎も食べたかったが、次回の楽しみにしておこう。場所は須走ICから国道138号線を御殿場方面に向かったところにあるので、入り口にある看板さえ見落とさなければ容易に行ける。(お店の様子



 結局2軒とも大雨の中で、天気予報はあたりでした(笑) 復路は中央道が渋滞していたため、上野原〜五日市を抜ける峠道を独車とランデブーとなり、ウェット路面でとってもスリリングでした。早足にはなったが燃費が悪そうだなあ。


 10月12日(日) 
 天気はすぐれないがせっかくの休みなので奥多摩へドライブ&蕎麦に出かける。目的の「とちより亭」は奥多摩街道から小道を進んだ山の中にあるが、3連休の真ん中なのに臨時休業。なんでも町内の体育大会だとか。ここでふられるとは思わなかった。

 気を取り直して鳩ノ巣の「鳩美」へ。お店近くの町営駐車場は満車でしばし空き待ちの状態、紅葉の季節にはまだまだながら、連休とあっていつもの土日とは混み方が違う。食べたことがない温かいそば、かけそば(550円)にする。もりそばのつけ汁がそうだったように、かけの甘汁も甘めが強いのが特徴的。蕎麦はかけと同じ平打ちながら温かいとかなり柔らかいが、生麺らしいザラついた食感で茹で麺と違うことは容易にわかる。

 店内ののんびりとしたムードもあって、肩肘張らずにゆったりできる雰囲気もいい。お店のレポートはこちら


 10月11日(土) 
 会議室にも情報を頂いている八王子の「七福」に行ってみると、お客さんでほぼ満席ながら、タッチの差で「準備中」の札が。情報誌に掲載されて昨日から3日間全品が半額になることをすっかり失念していた。もう少し落ち着いてから再チャレンジしてみることに。



 コインPに車を入れたばかりだったのでそのまま至近距離にある「藍華」へ、随分と行ってないし未食のつけ麺(650円)を食べに行ってみた。入店時は誰もラーメンを食べていない状態で一種異様な光景だ。後からわかったことだが全員がつけ麺をオーダーしていた。麺の茹で時間が長いので全員待ちになっていたのだった。

 その麺は極太の短めで、硬すぎずに適度なモチモチ感がある。もう少し小麦の風味が強いとさらにレベルが高くなると思うが、それでも酸味・辛さを抑えた適度な濃さの醤油ベースのつけ汁とよく合っている。食べ終えてスープ割りをすると唐辛子の辛さが引き立つ。味付けが薄めになったから?それとも温度が熱くなったからかな? 一杯で二度楽しめる。

 お勘定時に麺の量を聞いてみると、普通盛り1.5玉=210g、大盛り2.5玉=350g、特盛り3.5玉=490gとのこと。昨夜の麺が180gでそれと比べると200gはないだろうと思っていたのは、こちらの方が油が少ないくて軽かったためだろう。

 ここは元来八王子系ラーメンのみを提供していたが、後発メニューのつけ麺に人気が集中しているようだ。同じような展開をしているお店に「一陽来福」があり、あちらはつけ麺にはラーメンと同種類の細麺に加えてさらに細い麺を用意している。一方でこちらはラーメンからは想像がつかない極太の麺を使用と、お店によってその方向性の違いが面白い。

 そういえばお店の暖簾、開店当時はきれいな藍色だったが現在薄い色になっている。違う色に取り替えたのだろうが、あたかもそれが枯れたお店というか、ベテランの域に達したようにも見える。画像を取り替えようと思ったが、貴重なのでそれも残しておくことに。


 10月10日(金) 
 神田駅東口の「かめや」にてたぬきそば+玉子(300円+60円)、母体が料亭「池之端かめや」というだけダシの効きせ方には日本料理っぽさがある。看板メニューの天玉そばもその流れを汲むのだという。揚げ物は自家製、それも次々と揚げているからたぬきに香ばしさと新鮮さがあるし、何と言ってもその軽さは特筆ものだ。(お店の様子



 東銀座の「中華そば 共楽」にて中華そば(600円)。今日のスープは魚系の効き方は普通ながら、食べ始めはエグみが出ている。それが食べ進むうちにフッと馴染んでくるから不思議なものだ。チャーシューは脂が少なめでやや硬めで、中レベルといったところか。

 ここの中華そばにはレンゲはつかない。もちろん言えば出してくれるが、最初から付いているのはワンタンが入っているメニューのみになっている。ただ、丼からそのままスープをすすった方が風味をストレートに感じることができるように思う。

 今日見かけた常連さんのオーダー、中華そば・特盛り・油なし・ネギ多め。特徴のある油を入れないとどういう味になるんだろう、興味あるなあ。



 巣鴨の「極麺王」に新メニューが登場したということで行ってみる。油そば(700円)は基本の構成はラーメンと同じで、やはり極太平打ち麺が目を引く。スープを注がず底にある醤油ダレと麺を絡めるのに良くかき混ぜてから食べる。モチモチとした太麺と濃厚で背脂の甘さと香ばしさのあるタレがマッチして、180gと多めの麺が少なく感じるほどだ。

 酢とラー油が出されるので、自分の好みに調合できるのも良い配慮だ。最後の頃はタレと油が多めに残り、自分には油が多かったがこれは個人的な好みの問題だろう。ラーメンも良いけど、油そばも面白いメニューに仕上がっている。


 10月9日(木) 
 涼しくなっていよいよ新蕎麦のシーズン到来。6月から新蕎麦が提供できる10月まで休業予定の某店に行ってみると「しばらく臨時休業」と張り紙があるが、以前あった再開の予定の記述はなくなっている。やはり再開は難しいのだろうか、ちょっと心配。



 路麺に行こうかと大門交差点を歩いていると「讃岐うどん きねや」という見慣れないお店がオープンしている。店名から想像できるとおり、実演手打ちうどんの杵屋((株)グルメ杵屋)が展開するお店のようだ。セルフ店でかけうどんは280円からで釜あげ・釜玉もあり、かけうどんになす天(280円+80円+税)をチョイス。うどんは自家製と書いてあり、さっと湯がいた麺を吸引式の機械で湯切りをしている。最近この方式の機械を置くお店が多くなったが、情緒がなくて個人的には好きじゃないなあ。

 つゆのだしは効いているがいりこは皆無で醤油の味が強め、麺はエッヂ・よじれがなくコシが弱くてブチブチ切れる。うどんとしてはまあまあだが、讃岐うどんと言っていいのか疑問に思ってしまうほど。(お店の様子



 三田の「ますたにラーメン 田町店」は昼間は10人以上の行列ができる人気店で、この界隈では「ラーメン二郎」に続いて行列の多いラーメン店だろう。夜は待ちはできないがお客さんの数が多い。ラーメン+味付玉子(650円+100円)をオーダー、油の量・味の濃さ・麺の硬さなどを指定できるようになっていて、油少なめだと三層スープの一番上の甘みが足りなくなり、麺堅めだと細麺が堅すぎると感じていたので無指定で。

 麺をすくい上げると背脂たっぷりの表面の油も持ち上げて、中間層の醤油味と甘みがミックスされる。半分あたりまで食べてから底の辛い部分を混ぜて食べると、また味わいが違ってきておもしろい、それがこのお店の特徴でもある。


 10月8日(水) 
 新橋駅前ビル1号館地下にある路麺、「おくとね」へ。ここの売りは店名にもなっている奥利根産舞茸の天ぷらを使用したそば(450円)、風味のよいつゆに冷凍麺ならではの食感が良く合っていて、ボリュームのある天ぷらがいける。

 その割りにお客さんが少ないように思うが・・・。お店の様子はこちら



 古川橋の「麻布麺房 どらいち」に新メニューができたのは知っていたが、すっかりご無沙汰してしまった。未食のツケ(450円)とホット優麺(850円)もあったが、つけ麺(650円)にした。11:30〜14:30はランチサービスで麺の大盛りが無料とのことだが、普通盛りの量がわからないのでオーダーしなかった。

 自家製麺はラーメンと同じかな、やや平打ちでふのりをつなぎに使用し、水でしめることによって更にコシの強さが感じられる。つけ汁はラーメンの醤油ベースを踏襲し温かい。酸味・辛さは皆無で、多めの油で厚みを演出している。チャーシューはラーメンと同じバラ肉ながら、ロールタイプになっている。

 麺の量はたぶん1.5玉程度と思われるがそれほどの量ではない。ガツンとしたつけ麺を食べたい人には物足りないかもしれないが、これは自分にはちょうど良かった。ホット優麺は自家製ラー油と青唐辛子をふんだんに使用しているようで、自分にはたぶん無理だろう。


 10月7日(火) 
 三田の路麺、「福原 三田店」へ。かけが240円からと茹で麺を使用するお店だ。天ぷらそば(350円)の天ぷらはかき揚げで、春菊天・ちくわ天もある。甘めのつゆにソフトな食感の茹で麺はいかにも路麺という味わいだ。

 分厚いかき揚げがつゆに溶けづらく食べやすいですね。お店の様子はこちら



 東京駅のラーメン激戦区“東京編”にある「ばくだん屋」は広島のつけ麺専門店だが、ラーメンが新メニューに加わっていたのでそれ(700円+税)にする。

 麺が細いのであっという間に出てくる。背脂・透明な油が浮いている割りにはしつこくない。味付けは見た目ほど濃くなく、香辛料を使用したような風味が特徴的だ。甘めのある醤油味はどこかで食べたように思うのだが、何となく懐かしさを感じる。

 つけ麺は辛くて苦手だったが、これは自分に向いているかな。


 10月6日(月) 
 昼は三田の「上海餃子 りょう華」にて白湯拉麺(680円)、透明感のある鶏の香りがよく効いたスープは繊細なので、決して麺の湯切りが悪いわけではないが、その風味でスープの雰囲気が変わるほどだ。ここのラーメンを食べると、スープは麺によって変化するのがよくわかる。鶏肉・チャーシュー・山くらげ・ほうれん草とどれも薄目の味付けに仕上げていて、突出した強さがないもののスープとのマッチングがいい。

 ほとんどの人がオーダーしているのが半白湯拉麺と焼き餃子とのセット、餃子は厚めの皮で片面のみをこんがりと焼き上げてあり、なかなか美味しそうだ。次回はこれかな。



 「元・がんこ 三田」の塩ラーメン・やや薄(900円)は、いつもより紫蘇の風味が強く出ていて、こういう味付けもアリだなー、と思いつつ食べ進む。食べるのが難しいほどホロホロに柔らかいチャーシューも好みだ。

 入店してすぐにご主人から「Man太郎さんでしょ?」と声がかかった。何でも先日サイトに画像をアップしたのを見た常連さんが告げたようで、今まで本名だったのがハンドルネームになったという訳だ。サイトを持っていることを隠していたわけではないが、ちょっと照れくさいなあ。


 10月5日(日) 
 天気が良かったのでドライブがてら青梅〜正丸峠〜秩父方面へ。秩父といえば蕎麦が有名で秩父そばの会という会があるほど。ラーメンにたとえると、町おこしまでは至ってないかもしないが喜多方老麺会のようなものでしょうか?

 まずは「手打そば こいけ」。秩父では最も有名なお店になるでしょうか、約2年ぶりの来店。11時半の開店時間より20分ほど早く着いたため、暖簾はかかっておらず店先で待っていると、店内に招き入れてくれた。すると先客が3組ほど来店済みと人気のほどが伺い知れる。

 冷たい蕎麦はせいろ・田舎・変わりそば(今回はけし切り)で、かけそばと地粉を使用したうどんもあるが、前回同様にせいろと田舎そば(どちらも850円)。

 せいろは細くて蕎麦の風味はするが新蕎麦でないのかな、前回より風味が弱いと思う。田舎は太めで粘性のある歯ごたえなのは同様。つけ汁は甘さ控えめで濃いめで節系がよく出ていて好みのタイプだ。



 もう一店は「手打そば 田中屋」、長野・会津などで契約栽培した玄そばを自家製粉しているのだそうだ。こちらは蕎麦のみで、せいろに田舎、かけがあり具の種類からメニューが多いし、ファミリーでも気軽に立ち寄れる雰囲気がある。

 せいろそば(600円)と田舎せいろ(700円)、田舎と言っても太さはせいろとさほど変わりなく、甘皮の挽きぐるみなのが違う点。どちらも強めの歯ごたえがあるのが特徴的で、田舎のほうが蕎麦の風味が強くて好みだった。つけ汁はこいけと同じようなタイプで、この地方には多いのだろうか?

 お店のレポートはこちらです 〔こいけ〕、〔田中屋



 市内で踏切待ちをしていたらSLがやってきたのには驚いた。調べてみると秩父鉄道のSLパレオエクスプレスなる列車が、熊谷〜寄居〜長瀞〜秩父〜三峰口まで土日一往復運行しているのだ。C58は釧網本線も走っていた、懐かしいです。


 10月4日(土) 
 知り合いが府中方面に来るというのでお付き合い。府中は自宅から微妙な距離にあって宿題店があるもののに行ってないお店が多い。その中でも昼間のみの営業という「中華そば ふくみみ」へ。開店時間の11時半めがけ続々とお客さんが入店し、カウンタだけの店内はちょうど満席になる。味は中華そば一種類で、チャーシューと煮玉子が追加できるのみと、外観・内装同様にシンプルな構成だ。

 透明感のある醤油スープには透明な油が浮いている。スープは動物系・和風系の素材だろうがどれも突出せずに飽きの来ない味に仕上げてあり、それに香味油の香ばしいアクセントが加わり素直に食べ進める。麺は細麺ストレートで店内での自家製麺なのだそうだ。適度な歯ごたえがあり、ストレート麺の割りにスープの持ち上げがよい。1cm近くある厚切りの肩ロースチャーシューは柔らかく味付けも適度でフレッシュさがある上質のもの。

 最近の新店にしてはおとなしめのスープだろうが、全体のバランスが良くしっかりとした主張があるのは、ラーメンの食べ歩きが趣味だというご主人ならでは。自分の提供したい味のコンセプトが明白に見えているようだ。500円という価格にこだわっているとのことだが650円でも高くないと感じた。間違いなく「また行きたい」お店に決定。(なので画像も大きめにしてみた) そのうち雑誌などでも紹介されることでしょう。


 10月3日(金) 
 今日の路麺は泉岳寺の「三松」にてお気に入りのソーセージ天そば(320円)。フワフワの茹で麺に特筆することはない普通のつゆ。ソーセージの懐かしい味が好きなのだ。食後は舌にダメージが残るけど、何ともやめられない。(こんな感じです)



 今日から営業を再開した「支那そば 八島」。とてもインターネットで情報を得たとは思えないお客さんも多く、また、お店に張り紙をしていた訳でもないのになぜかお客さんがやってくる。昼間はてんてこ舞いだったのだそうだ。そのため早々と麺切れになりそうな勢いだ。

 支那そば(600円)は魚系の風味が強めに効いて、適度の濃厚さがある。以前の変わらない味だ。短時間で退店。



 吉祥寺でちょっと遊んで、小腹がすいたので地元近くの「拝島らーめん 心麺」にて和風しおらーめん(650円)。やや塩が尖っているもののそれほど違和感がないのは、ダシがしっかりとしているからだろう。特徴的なのはワカメを練り込んだ緑色の翡翠麺。そのものの風味は感じないが、見た目に楽しい。チャーシューが上質なのがいいです。


 10月2日(木) 
 飲食店では季節メニューというのがよくあります。今日行った路麺もそうだったので、頼んでみると・・・。画像を見ながらの方がわかりやすいでしょう、詳細はこちらで。



 ランチは東銀座の「やまちゃん 銀座店」にて長浜ラーメン・麺硬め(600円)。博多系らしい麺はいいとして、スープに浮いている層になった油はいらないな。最近油の多いラーメンに魅力を感じなくなってきたせいかもしれない。

 無料の小ライスがうけているようだ。更に替え玉をする人も多いように見えた。



 博多系でもう一軒、赤坂の「ラーメン屋 秀」は、博多で「秀ちゃんらーめん」「博多だるま」の経営者が東京に出店し、4月にオープンしたお店だ。赤坂という場所を意識してお洒落な造りになっているだけでなく、女性向きにデザート類が豊富。また焼酎に伊佐美や森伊蔵を置くなどの品揃えはなかなかのものだ。

 麺ではラーメンのほかに塩・もつそば・つけ麺もあり、ほほ肉を使用したチャーシューもあって目移りしそうだが、初なのでラーメン(700円)を無指定で。昭和35年から守り続けられる鉄の羽釜で14時間炊き込んだ豚骨スープは無添加・化学調味料未使用と能書きが多い。が、確かにしっかりとしていて、しつこくないので素直に食べ進める。麺は店内の麺工房による自家製で、その素材にもこだわりがあるようだ。量が少なめなので替え玉(150円)、バリカタ指定だとあっという間に出てくる。こちらは芯を残したポキポキとした食感が楽しめる。

 満足したが、計850円かあ。



 とらさん会議室(サブ)に書き込みましたが、7月12日から一旦休業していた「支那そば 八島」が明日から営業を再開することになりました。あの味が、あの雰囲気がまた楽しめるようになったのは、ファンとして手放しでうれしいですね。近日中に行くでしょう。


 
 10月1日(水) 
 またもや讃岐うどんのお店が新宿に開店したが、またかと言うなかれ、讃岐では超有名な田尾和俊氏プロデュースということでは、増殖しすぎの傾向にあるお店とは一線を画すものだ。それが24時間営業・定休日なしというのだから興味津々だ。

 「讃岐うどん大使 東京麺通団」は、有名なラーメン店が数多く存在する小滝橋通りからちょっと入った場所にある。店内はテーブル・立ち席合わせて50席程度と広くゆったりとしている。先月24日の開店当時と違い、現在は完全なセルフサービスとなっているようだ。メニューは、あつかけ・ひやかけ・釜たま・・・と讃岐うどんのメニューを踏襲し、揚げものは100円から各種をチョイスできる。

 あつかけ(小)+げそ天+半熟玉子天(290円+150円+100円)は、いりこの風味が強く効いている。首都圏でこれほど強いのは「イーハトーボ」くらいだろうか。味付けの塩加減・甘さも偏っていなくていい。麺はコシが強いタイプではないが、ツルツルと滑らかな食感で、最後まで素直に食べ進める。揚げ物はタイミング良く揚げたてだったせいもあり、ジューシーさのある大きなゲソ・黄身がきれいな半熟の玉子とも抜群。

 もう一杯食べたかったが時間の都合で泣く泣く退店。お店のコピーが「本物はあとからやってくる」とは言い得ている、絶対にまた来よう。(お店の様子はこちら、公式サイトはこちら



 新橋の「らーめん 勇」にて、中華そば・アッサリ+味付玉子(750円+150円)、今日のスープは生姜が強く効いており、最後までその風味が持続してしまう。個人的に生姜の風味は嫌いではないが、ここの本来のスープの風味が陰に隠れてしまっているし、これほどまで強いことに対して違和感を感じる。

 具と麺はいつもと変わらずながら、印象が全然違う。こんなこともあるんだ。



 夜は久しぶりに田町の「串揚げ たけちゃん」に行くとお店の人達に心配をされて、恐縮なことだ。軽めの油で揚げられた熱々の串揚げを堪能、飲み物が少量だったせいもあって千円台で終了だった。(知り合いのサイト

 その後、ちょっとだけ投げに行っていつもの電車で無事帰宅。



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