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 Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2003年9月分】
今月の実食数 ラーメン 22杯 (新規店 8店)
蕎麦 11杯・うどん 1杯
今年の実食数 ラーメン 180杯 (新規店 60店)
蕎麦 98杯・うどん 23杯

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(6杯)
元がんこ三田(2杯)、旭王一二三
特一富屋共楽
【おいしかった】
(13杯)
三吉集来(2杯)、二代目田ぶし吾衛門
りょう華(2杯)、汐留らーめん池谷精肉店
極麺王樽座初代(東武催事) 
【まあまあかな】
(3杯)
麻布ラーメン 田町コタン元祖札幌や
【もう行かない】
(0杯)
   


 9月30日(火) 
 大門の「中華そば 集来」の手打ラーメン(550円)、熱々のスープは煮干しが強く効いて、手打ち風の平打ち太麺のモチモチ感がいい感じ。柔らかくて薄味のチャーシューも良かった。



 新橋駅地下の「日本亭」にてたぬきそば+生玉子(300円+60円)、生麺を使用しており揚げもの類は自家製。麺は茹であげてから時間が経っているようで、ほとんど茹で麺状態。つゆは雑味のない濃いめの味付けで、正しい路麺という印象だ。


 9月29日(月) 
 新橋烏森口の「かめや」にてたぬきそば+温泉玉子(300円+50円)、中途半端な時間だったせいだろう、茹であげてから時間が経っているようで、いつもの歯ごたえがなく茹で麺のような食感だった。油は新鮮さがあって良かったので残念。神田では食べられないであろうから、まあ貴重な体験をしたと割り切ることに。

 そういえば、新橋は神田に比べると価格が若干安かったことに気付く。(天玉そばで20円の差)その差は何なのだろう?(お店の画像



 田町の「上海餃子 りょう華」にて未食の四川麺(950円)、オーダーを告げると辛い味付けであことに念を押される。辛いのは苦手だが、なぜか急に辛いものを食べたくなって来店したので、変更せずそのまま了承した。

 丼の中に麺は入っているがスープは注がれておらず、いかにも辛そうな挽肉がトッピングされている。別の器で出される上湯(シャンタン)スープをレンゲで2・3杯注ぎ入れ、よくかき混ぜて食べるのだそうだ。言われるままそうすると挽肉を豆板醤で味付けしてあるのだろうか、麺全体がきれいに赤く染まる。出された際は盛岡のじゃじゃ麺のようで、撹拌するとナポリタンのような様相になる。

 味はもちろん辛い。確かに辛いが、挽肉が中華系の深みのある味付け。辛いだけではないので、こういうのならば食べ進めますね。周りのオーダーの9割は、焼き餃子+半ラーメンのセットメニューだったのは以前と同様。(画像を更新しました)



 池袋東武では、9月25日から10月7日まで秋の大北海道展というイベントを実施している。その中で1日まで小樽の「初代」が出店しているので行ってみる。個人的には今まで食べたラーメンの中で10本の指に入るであろうお気に入りのお店ながら、以前同じような催事に出店していた某店のラーメンを食べてその違いに落胆したことがあるので、食べたい気持ちが半分と、本店の印象が壊れてしまうのがいやな気持ちが半分の複雑な想いで行ってみた。

 メニューは醤油と味噌とチャーマヨのみで、塩は出していない。もちろんお気に入りのしょうゆらーめん(700円+税)にしたが、周りでは味噌のオーダーが多いように見えた。北海道=味噌を連想する人が多いのか。見た目はスープの色が若干濃いように思う。確かに味付けは濃いめで、肝心の和風魚系は控えめで、出てはいるものの変なクセを伴ってしっくり来ない。黄色く透明感のある麺は歯ごたえがあって本店に近い。

 寸胴を変えただけでスープが変わってしまうと聞いたことがある。厨房設備が全く違う中でこれだけの味を出しているのは上出来なのかもしれない。

 北海道のお菓子といえば三方六(柳月・帯広)とマルセイバターサンド(六花亭・帯広)が大好物の連れにお土産を買ってみた。人気が高かったのは、プルマンベーカリー(札幌)の生クリームメロンパン・森もと(千歳)のプリン・札幌後楽園ホテルの生ほたてステーキ弁当、食事では寿司店(小樽)の行列が多かった。金森亭(函館)のオムライスが美味しそうだったなあ。



 9月28日(日) 
 天気もよく涼しげな風が吹いているお出かけ日和、青梅方面にドライブがてら出かけて「石挽きそば 並木」に立ち寄る。150年前に立てられた蔵を流用した白い建物で、店内は白熱球の照明に統一され、それが明るすぎず蔵の中で食しているような雰囲気を醸し出している。

 生粉打ちそば(1000円)が売り切れだったのでもりそば(800円)、細めで風味があり、しっかりとした食感の中にふんわりとした歯ごたえがある。以前食べた際はつけ汁の鰹節が強すぎると感じだが、今日はちょうどよく蕎麦との相性がよかった。

 観光客もよく立ち寄るようだ。お店のレポートはこちら



 9月27日(土) 
 会議室に寄せられた八王子の新店も気になるものの、連れのリクエストに従って「麺や 樽座」へ。3ヶ月ほど訪問していない間につけ麺(750円)がメニューに加わっていたのでそれにする。

 麺はラーメンと同じ種類のようで、量は1.5玉分なのだそうだ。水で締めているので太くはないがモチッとした食感がある。つけ汁は醤油がベースのようで熱々。赤く表面を覆っているのがラー油かな、見た目よりは辛くなく、酸っぱさも控えめだ。具は麺に盛られて、チャーシューが短冊状になり、ノリが岩のりになる。

 スープ割りをお願いすると中華鍋で温めたスープを注ぎ入れ、ネギを追加してくれる。小さな心遣いはうれいいものだ。



 9月26日(金) 
 田町の「蕎麦 一心 たすけ」にて天ぷらそば(390円)。天ぷらはかき揚げ・春菊天ごぼう天、あじ天、などから一品をチョイスすることができる。今日はなす天にしてみた。生麺を必要最小量だけ茹でているので、茹でたての風味・歯ごたえがいい。つゆも風味がよく雑味がない。某店のなす天には負けるが、ボリュームがあり油も軽くてこれはこれでなかなかのものだ。

 ランチタイムはテイクアウトと重なって待ち時間が多くなるが、それでも食べてみる価値があるお店だと思う。ちなみに毎朝11時までと、水曜日終日は生玉子が無料サービスとなる。自販機の月見そばが売り切れになっているのはそういう訳だ。(画像はこちら



 昨日の日記に記述した同じく田町の「信州開田蕎麦 あ・ら・ふもとや(a la 麓屋)」は今月12日にオープンしたお店で、立ち席のみながら店内は白を基調とし清潔感があり、スペースもゆったりとした造りになっている。最下価格のざる・かけが390円と通常の路麺に比べると5割ほど高いが、こちらのお店も最小限の量だけ生麺を茹でて水で締めるという工程を繰り返している。

 ざるそば(390円)は、太めでしっかりとエッヂが立った黒っぽい麺。蕎麦の風味が強く歯ごたえも強いのは田舎ならではのものだ。つゆは節系の風味が香り、鯖節だろうか?多少雑味があるが、甘すぎず・濃すぎずの味付けなので、麺をたっぷり浸して食べるのがいい。

 お店のかたの愛想もなかなかで、外観も味も通常の路麺とはちょっと違う。(画像はこちら



 夜は巣鴨に18日にオープンした「極麺王」へ。最近は有名店のラーメンを即席麺で再現するのが一般的なパターンとなっているが、このお店はその逆。通販で販売していたラーメンを固定店で提供するという初(だと思う)のコンセプトのお店だ。

 メニューは一種類のみで、チャーシュー・味付玉子を追加することができる。食べたのはラーメン(650円)。張り紙にあるとおり、極太麺のため茹で時間8分と通常のお店の倍以上時間がかかり、それが食べ頃になるという麺は珍しい。

 背脂と透明な油がたっぷりと浮き、野菜類がトッピングされている。見た目は某店に似ているが、味は和風魚系、それも煮干しの風味が強く主張していて全く違うラーメンだ。ストロング系のスープに合わせる極太麺は、ねじれが強く短いタイプ。ツルツル口に運ぶということは困難で、ワシワシと口に運んで噛みしめて食べる麺だ。堅い麺は苦手だが、この麺はそこまで堅すぎず、モチッでもなくプリッでもなく独特の歯切れがあって口の中が楽しくなってしまう。そのせいだろうか、量が180gと多めのはずなのだが自分にはちょうど満腹感を感じる量だった。

 この麺ならいろいろといじってみると面白い新メニューができることだろう。



 話は変わって当会議室、閉鎖後に一旦移行しましたが、スレッドがわかりにくいというご意見があったので、再度移行しました。以前の会議室の書き込みは全て移行してあります。(書き込みの日時までは移行できませんでしたが)

 新しい会議室はトップページから行けます。ブックマークをしてある方は変更をお願いいたします。



 9月25日(木) 
 東銀座の「中華そば 共楽」にて中華そば(600円)、今日のスープは和風魚系の風味が強すぎない中にしっかりと主張もあって丁度よい。荒々しいスープも捨てがたいがこの手のスープは安心感がある。麺を硬めで、と指定する人をたまに見かけるが、このお店は普通の茹で加減が自分にはあっていると思う。ただし今日のチャーシューは硬めでややパサついていてはずれ、うまくいかないものだ。

 残り1/3になったところで、試したことがなかった卓上のゴマ辣油を入れてみる。分量が多すぎたせいかな、ゴマの風味が広がって味付けはピリ辛と、まるで坦々麺のスープのように豹変し、本来のスープの風味が完全に飛んでしまう。

 これほどまでに変わってしまうのは驚きだ。その他卓上の調味料は、胡椒・酢と醤油ダレがあるもののどれも入れたことがないなあ。次回から少しづつ試してみよう。



 田町の「中国料理 杏花園」は、従前、散策系の雑誌に焼きそばが紹介されたことがあるのだそうだ。いつもお店の前を通っているのに行ったことがなかったので知り合いと訪問してみた。お目当ての焼きそばは、柔らかいタイプ/硬いタイプと、具のラインナップで五目(840円)・海鮮(950円)がある。最下価格の上海炒麺(柔らかいタイプ)と硬炒麺(かた焼きそば・いずれも680円)にしてみる。

 上海炒麺は茹で麺を使用し、野菜類と一緒に中華鍋で炒めたもので、硬炒麺は素揚げした麺の上に野菜類の餡かけと極めてオーソドックスなもの。個人的には炒めた香ばしさが好きなので、柔らかいタイプの方が好みかな。中華スープが付いていて、これを味わうだけでラーメン(中華麺・550円)の印象が予測できるほど、正しい中華料理店だ。

 夜は22時まで(金曜日は23時まで)営業しているので、飲んだあとの小腹には丁度いいかもしれない。画像だけですがこんな感じです。



 つい先日までこのお店の隣にあったたこ焼きテイクアウトのお店が、「信州開田蕎麦 あら ふもとや(a la 麓屋)」という路麺にリニューアルしていた。かけ・もりが390円からと高めの値段設定のようだったので、たぶん生麺を使用しているのだろう。さっそく試してみなければ。



 9月24日(水) 
 所用で会社休みのため、地元の「麺 池谷精肉店」にて中華そば(600円)。開店間際に食べた際は太麺のストレートだったが、縮れ麺を使用するようになったようだ。濃厚なスープの中で麺そのものの風味を感じながら食べ進むことができる。

 普通盛りで200gあるので自分には不要だが、食券を渡す際に麺多め(300g)にするかどうかを確認してくれる。またそれ以上は50円/100gと格安なのでたくさん食べたい人には持ってこいだ。



 ラーメンとは直接関係ないですが、トップページとこのページ、スタイルシートで記述してみたので、ちょっとだけ見た目が変わりました。以前のバージョンのブラウザでは確認できてないので、一部不具合があるかもしれません。Microsoft Internet Explorer 6.0 と Netscape 7.1 (WindowsXP) では正常に見ることができました。



 9月23日(火) 
 地元で石川酒造と言えば多摩自慢で有名な歴史のある酒蔵で、工場見学はもちろんのこと日本酒・地ビールを提供する飲食店も併設している。以前から行きたかったのだが、なぜか今回初めての訪問。パスタ・ピザなどの「福生のビール小屋」と、蕎麦が食べられる「和食そば処 雑蔵」があり、どちらも多摩自慢と地ビール「多摩の恵」が楽しめる。

 もりそばは650円(+税)とリーズナブルながら細めでしっかりとした歯ごたえがある。蕎麦の風味や食感から想像するに二八よりは蕎麦の割合が少ないように思えるが全く問題ない。ただつけ汁が醤油が立っていて違和感があったのが残念。温かいそばやうどんも試してみたいところだ。

 ところでここの酒蔵、歴史のあることはわかっていたはずだが、1863年創業、明治21年からビール造りを始めたと聞くと改めてその重みを感じます。直接関係ないけど、敷地内に歴史を感じるものを見つけた画像を掲載しました。真っ赤なこれが自宅にあったなあ。

 お店のレポートはこちら、石川酒造の公式サイトはこちら



 9月22日(月) 
 神田駅南口の「神田そば」にてなす天そば(260円)、甘みを抑えたつゆは熱々ですっきりとして、茹で麺とよくあう。天ぷらは作り置きながら油が上質なのだろう、とても軽い。カウンタ越しのお店の人との距離が近いので、そのやりとりに暖かさを感じるところがチェーン店と違うところか。



 たびたび大門でラーメンを食べるが、訪問するお店が固定化しており未食店もずいぶんとある。その中でもお客さんが一番多い「元祖 札幌や」に行ってみる。確か製麺・食材関連会社が展開するFC店と記憶しているが、合ってるかな? 味噌・醤油・塩のラインナップで、みそラーメン(600円)にする。

 札幌というキーワードから作り方を勝手に想像していたのだが、鍋にスープを入れ白味噌を合わせるという手法なので全く違った。もちろん出来上がりには炒め風味は皆無で油も少なく、いわゆる味噌汁ラーメンですな。麺硬め指定をしている人がいたことからわかるとおり、麺は柔らかめで、具も特筆することなし。ニンニクチップと一味を投入して麺を片付けた。



 夜の打ち合わせが確定していたので、社に戻る中途半端な時間に日本テレビの「汐留らーめん」に行ってみる。日本テレビが開局50周年に汐留の新社屋に移転するにあたってのイベントとして店主を募集し、勝ち残った東京・銀座の「食楽幸房」店主、竹若幸之助氏が店主を勤めるお店だ。「あ・うん」@池袋を経営する生簀割烹「竹若」@築地の社長の息子になるのかな?

 夏休み期間のランチタイムに顔を出したら2時間待ちでめげたことがあったが、今日はほぼ満席ながらすんなりと着席できた。ラーメンとつけ麺のみで、ユリの花と鶏肉塩焼きをトッピングした特製が売り切れのため汐留らーめん(750円)。

 茶濁スープは時間が経つと乳化していた細かく白っぽい油が表面に浮いてくる。豚骨類よりも和風魚系の風味がかなり強く出ていて、それもクセのある風味なので好き嫌いがあるかもしれない。麺はプリッとした食感があり、つけ麺も面白いと思う。チャーシューは大振りでジューシーだがこの値段ならもう少し厚めに切って欲しいところか。

 汐留らーめんの公式サイトはこちら



 9月21日(日) 
 地元の「太公望」に行くとシャッターに臨時休業の張り紙が。珍しいこともあるものだ、よほど大切な用事だったのだろう。至近距離にある「麺 池谷精肉店」は外に5人ほどの待ちがあり、大雨の中ではツライので、向かいの「特一富屋」へ。

 醤油を食べる割合が極めて多いので、たまにはラーメン(味噌)を。具を減らさずにニンニクでサッと炒めたモヤシが追加されるが料金は醤油・塩と同じ600円だ。熟成よりはフレッシュ感がある味噌味とでも言おうか、もう少し深みが欲しいところではある。麺は醤油などと同じ旭川直送の細目の少加水麺。同じ麺なのにまた味わいが違ってくるのが面白いところだ。

 お店に掲示してある定休日、10月は毎週木曜日休みにしたとのこと(11月は未定)、木曜日に訪問する際は事前に電話で営業を確認した方がよさそうだ。



 9月20日(土) 
 知り合いと有名なダーツショップに行っていろいろと物色。狭いながら品揃えが凄くて目移りしてしまう。混雑してくるとできないが試し投げができるようダーツ各種が置いてある。また話し好きのご主人が詳しい情報を持っていて、気軽に相談できる雰囲気がある。



 昼は知り合いに「自家製粉手打蕎麦 新座 鞍馬」に連れて行ってもらう。西荻窪の鞍馬の関連でもあるし、以前からお店の存在は知っていたのだがなかなかチャンスがなかった。地元の人のお店らしく店内は余裕を持ったスペースを配し、落ち着いた雰囲気がある。

 ざるもり(800円)の蕎麦は細めでしっかりとした十割蕎麦。十割にしては滑らかな食感。その風味が凄い。つゆが甘さ控えめで鰹がたっぷりで、すっきりとして好みのタイプ。

 次回は田舎か、温かいそばを食べてみよう。(お店のレポはこちら



 夜は所用のため青梅で食事となったので、知り合いから煽られていた「コタン」、ラーメン店というよりは定食屋さんという雰囲気で、お店の看板メニューである唐揚げ定食を食べている人が目立つが、その盛りは富士山、いやエベレストで一見の価値あり。店内の香りから類推するとカレーパウダーを使用しているようだ。

 しょうゆらぁめんは470円と安い。その割りに通常よりふたまわりほど大きい丼で出される。麺はたぶん2玉程度はあるだろう。スープは白湯のようで、香辛料を使用した味付けはちょっと変わっている。

 味噌ラーメンがいいらしい、次はそれの小盛り(50円引き)だな。



 9月19日(金) 
 随分以前に行ったことがあるが、最近お店の近くに行ったことがない。そんなお店の存続がふと気になってしまうことってないですか? 今日は暑かったのでなぜかきしめんを食べたくなった。そんな時に突然有楽町・交通会館地下にあったお店を思い出して行ってみる。

 ありました、昔と同じたたずまい。狭いカウンタ8席だけの小さなお店。ビルの案内板によると「きしめんコーナー」になっている。確かに屋号よりもその名称の方がしっくりとくる一角だ。

 冷たいきしめんを食べたかったが温かいメニューのみ。最下価格のきしめん(460円)は、路麺と比較するとかなり高い値段設定だ(もっとも単純比較はできないのだが)。袋入りの茹で麺をテボで湯がくので麺にコシは期待できないが、透明に近い褐色のつゆはダシがしっかりとしていていい感じ。味付けが薄めで物足りなかったが、たっぷりと盛られた削り節とからめて食べると丁度よい塩梅になる。

 一番人気は+100円のおでんきしめんのようだった。



 軽く投げる前の腹ごなしは、「元・がんこ 三田」の中華そば・アッサリ味・やや薄味指定(700円)。

 今日のスープは、ダシが丁度よく染み出ているものの甘みはなく、逆に上品さを感じるほど。遅い時間にありがちなスープもいいがこの味わいも好きだなあ。

 これだけ頻繁に通っている割には、客が自分一人だとついつい話し込んでしまうことが多く、ここならいつでも来れるからと撮ったことがなかったことを思い出して初ショット。ここ以外でもお店の方の画像は掲載したことがなかった気がする。

 夜ということもあってお店の外観がよけいに怪しい、所沢IC近くの「仙龍」といい勝負か。(仙龍の画像はこちら



 9月18日(木) 
 吉祥寺の「一二三」にて一二三そば(850円)。

 多めの脂が表面を覆った適度な温度のスープは、和風魚系+昆布類が良く感じられる醤油味で、独特のクセが後を引く。さらに蕎麦のような食感の麺が特徴的で、いつもながら何とも不思議なラーメンだ。

 と書いてもよくわからないだろうし、他では味わえないラーメンなので、未食の方にはぜひ食べてみてほしい一杯ですね。



 9月17日(水) 
 「麻布ラーメン 田町店」は文字どおり本店が麻布にあり屋台出身のお店。行きやすい場所にありながら3年ぶりだろうか、トンコツ塩ラーメン(650円)は、白濁したスープに背脂が浮き、太めの麺が特徴的だ。見た目は以前と同じなのだが、背脂の甘さは出ているがスープそのものがこんなに希薄だったかなあ。

 本店もブレが大きく同様の印象だったときもあったが、当たりの時は感動ものだったので、たまたまだったと願いたい。



 「泉岳寺藪蕎麦」の冷やしたぬきそばは850円と路麺と比較するとかなり割高ながら、細めながらしっかりとした食感のそばだ。量も多めではあるが、やはり高いなあ。昨日のお店がいかにCPが高いかよくわかる。座麺もうかうかしていられませんよ。



 9月16日(火) 
 三田の「上海餃子 りょう華」に行ってみる。実は初めてではないのだが、麺は食べたことがなかった。ランチタイムは水餃子または焼き餃子と半ラーメンとのセットを頼んでいる人が多い中で、初ということで上湯拉麺(680円)。

 上湯(シャンタン)というだけあって透明感があるきれいなスープが特徴的。ダシがしっかりと効いているので、味付けの塩が薄めながら物足りなさはなく、麺は硬めの茹で方。チャーシューは柔らかく、ほぐした鶏肉も入っている。山くらげの食感がいい箸休めになりました。

 餃子は皮が厚いタイプなので、水餃子の方が好みかも。



 同じく三田の「蕎麦 一心 たすけ」のきつねそば(330円)、生麺を茹でたてで提供するために、最低限の作り置きで廻しているので、温・冷ともに歯ごたえ・風味がいいのがここの特徴。いつも揚げ物のトッピングが多かったので未食だったきつねは、大きな揚げが2枚で麺を覆い隠している。甘すぎない味付けをしてあり、つゆに溶け出してくると2度味わえる。

 前述のとおり必要最低限の生麺を茹でているため、ランチタイムはどうしても待ちができるが、待ってでも食べておきたいお店だ。路麺の常識が覆される人がいると思う。



 9月12日(金) 
 会議室に書き込みのあった高尾の「海山閣」へ行くもお店の前の駐車スペースなし。交通量の多い甲州街道沿いなので路駐はできずに断念、実は同じような状況3回目だ。

 気を取り直して西八王子の「吾衛門」にて中華そば(450円)、細麺なので短時間で出来上がる。こんなに細い麺だったのか、しばらく来ていなかったので記憶が薄れていた。スープの良い香りと、表面の透明な油の風味が相まって好きな味。

 以前はカウンタの奥にあった給水器が入り口近くに移動して、使いやすくなっていた。



 会議室に情報を頂いてた「タンタン」はまさしく改装中。以前の黄色いテントから、黒い屋根・黒地に赤い文字と、雰囲気がガラリと変わるようだ。



 9月11日(木) 
 短い夏期休暇も少なくなってきました。有意義に過ごさなければ、ということで都心に買い物にいったり、ラーメンを食べたりと。

 神田の「ラーメン 二代目」は、一昨年の「愛の貧乏脱出大作戦」で小樽の「初代」で修行をして、昨年1月に中華料理店からリニューアルしたお店だ。「初代」といえば、個人的に今まで食べた900店以上の中から10店選べば間違いなく入るお気に入りのお店。そこで修行をしたとあればぜひ行かねば、と何度かトライしているのだが、限定100食は13時半で売り切れだったこともあって未食のまま。今回の訪問まで持ち越しとなっていた。

 メニューは醤油・塩で味噌はなく、そのかわりつけ麺がある。もちろん正油ラーメン(650円)、見た目濃い醤油スープで食べる前からその相違がわかる。ダシそのものの風味よりも表面を覆う厚めの油の風味が突出している。香ばしい風味は嫌いではないが、どうしても初代と比較してしてしまう。暖簾分けや支店ではないので違っていて当たり前なのだが、店内や器は以前のままのようだし、どうもしっくりとこない。

 結果、ますます「初代」に行きたくなった(笑) 今年のスキーは小樽ステイか?



 もう一軒は高円寺の「麺処 田ぶし」、以前この場所にあった「やんや」の従業員であった田伏洋氏が方向性を全く変えて、7月に再スタートしたお店。こちらも夕刻にはスープが切れてしまうらしい。メニューのベースはラーメン・つけ麺のみとシンプルな構成だ。

 ら〜めん(780円)は、茶濁スープに濃い褐色の油が浮いている。旭川の「蜂屋」のように見えるが、あちらは焦がしラード、こちらはスープ作成途中で出てくる豚骨・煮干しの油に、鰹節粉末・ネギ油を加えて低温で熱したものなのだそうだ。なので強烈な魚系の香りがガツンと来る。これだけ強いと好みが分かれそうだが個人的には好きな部類だ。

 気になったのは、トッピングでチャーシュー・穂先メンマ・味玉が用意されているが、どれも最初から入っていること。味付玉子を頼んだら1.5個になるけど、その説明はしてくれるのかな?



 9月6〜9日(土〜火) 
 北陸方面に温泉旅行へ。詳細は公式サイトを参照して頂くこととして一言メモ。

◆1泊目 リバーリトリート雅楽倶(がらく)@富山・春日温泉 〔公式サイト
 川沿いに建つ17室だけの小さめの宿。ホテルのような造りながら、浴衣で館内可と温泉旅館らしさもある。Wellcome drink で生ビールを選択できるのは珍しい。温泉は無色透明無臭、浴場が広くて綺麗。レストランでの夕食は、地のものを使いながらフレンチ仕立てで凝っている。メインディシュはフォアグラソテーだった。

◆2泊目 加賀屋@石川・和倉温泉 〔公式サイト
 ご存知、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」にて、23年連続総合第1位の評価を得ている旅館。客室は大きな4つの建物からなり、宿泊した雪月花は18F?という旅館というよりビル。夜のイベントやお土産店も充実しているが、ご年配のグループ旅行客が多いせいか、共用スペースは何となく落ち着かない(個人的な嗜好によるだろう) 仲居さんの接客は、何となくわがままを言ってしまいたくなる雰囲気があるのは流石。温泉は無色透明無臭で、かなり塩分が強い。浴場は2フロアーありとにかく大きい。夕食は特徴があまりなく期待したほどでなかった。

◆3泊目 べにや無何有(むかゆう)@石川・山代温泉 〔公式サイト
 緑に囲まれた16室だけの小さめの宿。部屋の造りが凝っていて、竹を使用した板の間、珪藻土の壁と趣がある。全室露天風呂付き。温泉は無色透明無臭でくせがない。夕食は自室にて、メインは鴨つくね鍋、調味料として黒七味が出された(自前も持参していましたが)。今回の中では自分に合ったのはここ。

 という訳で、ゆったりとすごしてきました。(都合によりラーメンは食べれませんでした)



 9月5日(金) 
 新橋の「かめや」にてたぬきそば+温泉玉子(300円+50円)、ダシのしっかりときいた甘汁にここならではの生麺の食感がいい組み合わせ。たぬきは目の前で仕上げられる自家製の揚げ物がベースなので軽くて風味のよさが際立つ。プルプルの温泉玉子も大好き。



 大門の「中華そば 集来」に行くとホール&洗い担当の女性が1名少ない。それに引きつられているのか、満席ながら食べている人が少ない。厨房も錯綜しているようで、着席前に自分の手打ラーメン(550円)が出来上がった。麺やメニューによってまとめて作るので今日だけではなくたまにあることなのだが。

 煮干の効いた熱々スープの表面は油が皆無。もっともこれで油が多かったら熱くて食べるのに難儀することだろう。スープはいつもの様相ながら麺がちょっとちがう。柔らかめで茹で方にムラがありほぐれていない部分もある、こんなことは珍しい。よほど厨房が混乱していたのだろう。

 同じお店に何度も来るとそんな場面に遭遇する。それも食べ歩きの楽しみなんです。



 内幸町の「旭川らぅめん 旭王」の夜はランチタイムの混雑とは打って変わって夜は比較的ゆったりとしている。店内はすいているがいつもどおり和風魚系の強い香りが充満している。

 考えるとまともに1人前食べたことがなかった、つけ麺・塩(700円)。熱々のつけ汁はラーメンの風味を踏襲しつつ、比較的薄めの味付けに仕上げて、短冊状のチャーシューとメンマが入っている。麺はラーメンと同じ種類(だと思う)の1.5玉分。

 表現が難しいが、優しいがインパクトのある味。水で冷やした麺を食べ進むとつけ汁が冷えてきて印象が変わるが、違和感はなくてむしろ一回で二度楽しめるというのが適切か。



 明日から遅い夏期休暇でちょっとだけでかけます。なので更新は早くて火曜日になりますのであしからず。ラーメンが第一目標でない旅ながら、1杯は食べたいなあ。


 
 9月4日(木) 
 日記の更新が遅れてました、というかいろいろあってラーメンを食べていなかったので。

 銀座にありながら300円でラーメンが食べられる「三吉」に行ったのはもう何年も前。今でもその値段でやっているかというと、やっているんですね。

 お客さんのオーダーのほとんどは餃子やチャーハンのセット(700円前後)を頼んでいる人が多く、それが客単価を引き上げているのだろうが、それにしても安い。

 ラーメンは少量・小さいながらもチャーシュー・メンマもちゃんと入っている。鶏ガラベースのさっぱりとした醤油スープに、自家製の細め縮れ麺。飛び抜けてレベルが高いということはないが、一杯700円というラーメンが珍しくない中でこの値段でよくやれるものだと感心する。



 夏期休業から明けた「元・がんこ 三田」にはトレードマークの骨がぶらさがっている。中華そば・アッサリ・やや薄指定(700円)。

 今日のスープは素材の風味が強めに染み出ている。やや甘みも出ているのでご主人は気に入らないかもしれないが、個人的に好きなタイプで、このスープにはネギは不要かな。硬めの麺もホロホロチャーシューもいい、あっという間に丼が空になる。濃さはこの位が一番好きかな。

 食べ終える頃に客が自分だけになったので世間話モード、昔は残業前に食べに来る人が多かったが、最近はさっぱりなんだとか。残業そのものが減少傾向になっているだけでなく、無償奉仕にも会社が目を光らせる時代、仕事は残っていても渋々帰宅する人が多くなったせいだと。世相を反映してますね。



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