7月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2004年7月分】
今月の実食数 ラーメン 16杯 (新規店 4店)
蕎麦 2杯・うどん 5杯
今年の実食数 ラーメン 154杯 (新規店 37店)
蕎麦 53杯・うどん 19杯

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(1杯)
がんこ三田 
【おいしかった】
(14杯)
心麺のりや東京
チャーシュー家 巧味創房
大斗大学ラーメン
三九食堂 福生Pour cafe
しる幸杉山光壱狼煙屋
ロケットラーメン大山家
【まあまあかな】
(1杯)
屋台屋?  
【もう行かない】
(0杯)
    


 7月20日(火)
 所用があって会社お休み。用事の合間に東大和の「狼煙屋」へ。前回の来店からずいぶんと時間があいてしまって、塩らーめん・塩つけめん・辛つけめんがメニューに加わっていたので、塩らーめん(750円)にする。塩味は海老油か魚油を選択するようになっていて、個人的に海老は場合によっては生臭く感じてしまうことがあるので、魚油にしてみました。

 基本的にはラーメンを踏襲したWスープ系で、魚油はかなり和風魚系の風味が強いです。これだけ熱々なのに和風の風味が飛ばないのが不思議なくらいに熱い。魚系がこれだけ強いと後半に飽きてきたりすることもありますが、様々な素材の味がバランス良く効いているからでしょう、ここのスープはいいですね。

 黄身が半熟でしっかり味の味付玉子が1個入ってこの値段はお値打ち感があります。

 味見した塩つけ麺も同様の印象で、つけ汁に一味が多少浮いていますが辛さは感じず、酸味もなくて自分の好みでした。ただ麺の量が1玉なので少ないと感じる人が多いかも。そんな時には大盛りまたはかえ玉(いずれも120円)がいいでしょう。


 7月19日(月・祝日)
 小平の「光壱」でつけ麺(700円)が提供されているというので行ってみました。中華そば・塩らーめんは魚系の風味を前面に出し、さっぱりとして細麺とのまとまりが良かったので興味津々。また化学調味料未使用というのも特徴です。

 麺はモチモチとした太麺で240g、つけ汁には背脂が浮き中華そばとはかなり雰囲気が違います。かといって違和感はなく、なかなかよかったです。中華そばが女性的に感じるほど男性的なメニューです。ただていねいに作ってあるという印象は共通していました。


 7月18日(日)
 青梅の「担々麺 杉山」へ。前回食べたのは担々麺で、もう一つのメニューの什錦炒麺(五目焼きそば)を食べてみようかと行ってみると、先月から夏季限定の冷し担々麺(980円)に変わったようです。

 つけ汁は真っ赤で、辛いのが苦手なの自分は躊躇してしまいそうな色です。でもゴマの風味がかなり効いていて、するすると細麺が入ってしまいます。逆になんで見た目に比べて辛さを感じないんだろう、と不思議になってしまうほど。

 温かい担々麺に比べて具も変わり、味付け玉子半分とメンマが加わっています。冷たい担々麺に対して違和感はないですが、個人的に香采(シャンツァイ)はNG、どうしてもあの味が理解できない。

 何はともあれ、なかなか考えているお店だと思います。


 7月17日(土)
 地元の「石臼挽き手打そば ひらの」へ。二八そばもいいけれどうどんもいいんです。そういえば温かいうどんを食べたことがなかったので、づりだしうどん(840円)。いわゆる釜揚げで、似ていてよくあるのはいったん冷水で締めてからお湯に入れている‘湯だめ’。お湯が濁っていて柔らかな食感なので、正しい‘釜揚げ’のようです。

 つけ汁はだし醤油で、もりのそれとは異なっています。薬味の削り節・柚子がよく合います。
 (お店のレポ


 7月16日(金)
 こんなところに行きました。涼しく快適に観戦できるけど、生ビール800円は高いなあ。

 最後まで居座ると混雑で大変なので早めに切り上げ、飯田橋の「支那そば しる幸」へ。レモンサワーにニラ玉・餃子食べて良い気持ち。麺はまた食べず。


 7月12〜14日(月〜水)
 日記の更新ができませんでしたのでまとめ書き。(順不同)

 東銀座の「Pour cafe」(プルーカフェ)は、その名のとおりロコモコ・パスタやカレーを提供している一般的なカフェながら山形ラーメンも食べられます。前回食べたラーメンは和風の醤油スープで印象が良かったです。

 今回はもう一つのメニューである山形水ラーメン(790円)。蘊蓄によると、スープの材料はホタテ・アタリメ・日高昆布・椎茸・煮干し・鰹節で、油はオリーブオイルの香味油なのだそうです。

 ガラスの器が涼しげでスープも麺も具もよく冷えています。メニューの名称は「水」ですが「氷」がのっかています。それがただの氷ではなく味付けした醤油スープを凍らせたもので、解け出してもスープが薄くならないのはいい配慮ですね。冷たいのに和風の香りがかなり強く、見た目よりは濃くない醤油味です。麺はラーメンと同じ平打ちで、硬めの食感とツルツルとした喉越しが良いです。



 「元・がんこ 三田」の冷し塩ラーメン(800円)、このお店で冷やし系を出すのは今回が初めてでしょう。スープは普段のスープとは別に取っているそうで、前述のラーメンと同様に全てが冷たく、丼は冷蔵庫で冷やしてあります。

 スープは非常にさっぱりとしています。味付けはいつもの紫蘇風味の塩味。麺は通常と同じながら、いつもの茹で加減だと水でしめると硬すぎるため3分と長めになっています。確かに丁度良い食感に仕上がっていました。チャーシューのかわりに鴨肉となりスモークされていい風味です。

 今年の夏はこれで乗り切るかと思いきや、やはり例年どおりお盆あたりはお休みになるそうです。

 (注)7/16(金)は、仕込みのため夜の部がお休みです。



 知り合いらと飯田橋の「支那そば しる幸」は久しぶり。

 新メニューのつけ麺(650円)のつけ汁は塩と醤油があって、今回は前者に。本来のスープを生かして酸味・辛味は皆無です。好みでコーレーグスを加えて味を調節することができます。(個人的には不要なのですが) 麺はラーメンに比べるとやや太め。トッピングされた乾燥岩のりをつけ汁に加えながら食べるといい感じです。

 ガツンッとしたつけ汁を好む人には合わないかもしれませんが、個人的にはかなり気に入りました。



 新橋駅の「NRE&めりけんや」にてなぜか2食。ざるうどん(390円)と冷しやまかけうどん(420円)。弾力のある歯ごたえでなかなか。いりこの風味は皆無ながら侮れない麺です。

 食欲が衰える時期にはおすすめ。(公式サイト / デジカメ画像


 7月11日(日)
 昨日に引き続き会議室に情報を頂いていた「三九食堂 福生店」へ。八王子にも同名のお店があり増殖しているのでしょうか、ここは6月末オープン。店内はレトロさを醸し出した造りで、TVも見た目はレトロ調です(カラーなんですが)。

 メニューはラーメンとつけ麺があり、麺は太麺(茹で時間7分)と細麺(同3分)を選択するようになっています。ラーメンを細麺でオーダー(650円)、茶濁スープは蘊蓄によると鶏ガラ・鰹ダシらしく、突出したものはなくバランスが良いことはわかります。ただし味付けが濃すぎるせいでそれが生かし切れていないのが残念でした。

 細麺(といっても普通の太さ)はストレート麺で、硬めで少加水らしいサクッとした食感は好きです。具に黄身がトロトロの味玉子が1個入っていてこの値段はお得感があります。少加水で太麺のつけ麺は興味ありますね、次回はそれでしょうか。


 7月10日(土)
 会議室に情報を頂いていた中神の「大学ラーメン」で新メニューのつけ麺・並(750円)。暑いせいもあってか8割程度がつけ麺オーダーのようでした。

 つけ汁はラーメンのスープを踏襲したもので、豚骨ベースながら臭みは皆無。エキスが良くしみ出ています。味付けはもちろん濃いめながらつけ汁には丁度良いです。すりゴマと唐辛子を好みで入れるのがお店のおすすめの食べ方のようです。温度が熱いためか後半もぬるくならなかった。

 麺はラーメンと異なり、中太やや平打ちの縮れ麺。少加水なのかな、変わった食感です。ラーメンに比べて100円増しですが、味付け玉子(従来のゆで玉子はなくなりました)が半分追加され麺の量が多いのでリーズナブルな料金設定でしょう。

 各店ではつけ麺を夏季メニューとして追加しているようですが、豚骨ベースのつけ麺は珍しいです。


 7月9日(金)
 最近熱いですねー、湿度の高さが追い打ちをかけて確実に昨年より暑いように思います。そのせいではないかもしれませんが、最近ラーメンの実食数が下降気味なのです。

 夜に「旭川ラーメン 旭王」に行ったものの、酒+つまみで盛り上がりました。一番食べたかったつけ麺(塩)はほんの味見程度でしたが、相変わらずいいですね。つけ麺のつけ汁=甘・辛・しょっぱいという味は多くのファンに支えられているのは確かです。ただそのどれもが苦手な自分は、アンチ甘辛濃味になってしまうのは仕方ないです。なので、このお店と「支那そば 八島」、加えて「太公望」の塩つけは個人的にお気に入りなんです。


 7月8日(木)
 会社を出るのが中途半端に遅くなったので「串揚げ たけちゃん」で腹ごなし。すると知り合いがいたので一緒に飲む。いつもながら安くて旨くていいです、週イチは来てみたいです。
 (知り合いのほぼ公式サイト


 7月7日(水)
 先月大門の「鬼ラーメン」のあとにオープンした「麺屋 大斗」へ。神田南口の「元楽」のあとに同名のお店ができています。実はお店の前まで行ったことがあるのですが、行列だったので断念してしまいました。入り口に飾ってあった東池袋大勝軒・山岸氏からの花輪が誇らしげで、その系統(七福神)のはず。入り口脇にガラス張りの製麺室があるのがいかにもそれらしいです。

 ベースはラーメン・つけそばのみで、いずれも630円。麺の量が並盛りで230g・300gと多いので、今日のところは前者の並盛りにしてみました。太麺ですから茹で時間が長くなり、回転率があがらないせいもあって、中途半端な時間にもかかわらずお客さんは多いようです。

 スープは香辛料ようなの香ばしさがきき、煮干しが強めの和風魚系。表面の脂が多いように見えるのですが、さっぱり感があって飽きないのはいわば大勝軒マジック。自家製麺は四角い断面の太いストレート麺です。モチモチ感よりもサクッとした歯切れの良さが特徴的で、つけそばだとかなり硬めになるのでしょうか?

 具の肩ロースチャーシューはホロホロに柔らかくて、しっかりとした味付けで好きな部類です。ナルトが懐かしさを醸し出していました。東池袋大勝軒と比較すると異なった点はありますが、それを差し引いても味とお店の雰囲気は気に入りました。


 7月6日(火)
 三田の「蕎麦 一心 たすけ」で冷したぬきそば(400円)、7月からモーニング and サービスデーの生玉子サービスがなくなって、そのかわりわかめトッピング無料になったようだ。某牛丼店で夏季に玉子が持ち帰り禁止になるのと同じ理由。個人的には生玉子>>>わかめで、はっきり言って不要なのだが、このメニューには容赦なくついてくる。

 生麺ならではの食感と、具だくさんの楽しさがありました。(デジカメ画像



 大門の「チャーシュー家 巧味創房」。前回来店時から気になっていた季節限定メニューである「冷し巧らーめん」は二種あって、醤油味と辛胡麻だれ味。個人的にはもちろん前者(880円)。蘊蓄によると「厳選した本鰹節を始め、魚介系スープを中心にコラーゲンヒアルロン酸豊富な夏バテ知らずのラーメン」らしい。

 スープも麺も冷たいラーメンです。具の種類が多く、チャーシュー・大根おろし(梅干し味)・刻みノリ・茎ワカメ?・錦糸玉子・千切りキュウリ・かいわれ・プチトマト・小梅。

 出される際によく混ぜるよう指示されますが、いきなり混ぜると何味かわからない状態になりますから、まずはスープそのものの味を確認した方がいいと思います。スープはコラーゲンで(?)とろとろ、味付けは醤油ベースです。なかなか食べられない味なのに、個人的には具が多すぎで邪魔に思えました。

 蘊蓄どおりの鰹節たっぷりのスープがかなり麺にからんでくるので、もう少しシンプルに味わってみたいかな。


 7月5日(月)
 夜は遅くなったので東京駅のラーメン激戦区“東京編”にある「のりや 東京店」へ。いつもの中華そばにするはずだったのですが蒸し暑かったせいでしょうか、つけそば(680円)に妙にひかれてそれにしてみました。

 表面がツルツルと滑らかで歯ごたえのある平打ち麺はなかなかです。つけ汁は熱くなく中途半端なぬるさで、冷たい麺をつけて食べ進むとどんどん温度が下がってきます。いっそのこと冷たいつけ汁の方がいいのでは?

 味付け・具の基本的構成は中華そばと同じながら、大量のすり胡麻が入っていて味は別物ですね。でも個人的には酸味・辛味よりは数倍ましです。スープ割りをするとちょっとだけ中華そばの味に近づきました。


 7月4日(日)
 埼玉で密かなブーム(?)になっている「創工房讃岐うどん 讃馬」(さんば)へ。4月にオープンした讃岐うどんのお店です。車のナンバーからすると地元のお客さんがほとんどのようで、家族連れも多くほぼ満席でした。気になったのは営業時間、平日は朝8時からのようですがお客さん来るのかしら? セルフではなく一般店です。

 ご主人は元イタリアンのシェフ。なので創作讃岐うどんとして、肉味噌ダレのジャージャーうどん・胡麻ラー油味の坦々うどん・海鮮風味のたらこイカうどんというのもありますが、初なのでかけうどん(400円)。

 透明で薄い褐色のつゆは和風だし、それもいりこを一番強く感じます。うどんは硬くはないですが粘るようなしっかりとしたコシがあってなかなかです。味見した生醤油うどん(350円)は比較すると硬いですが、硬すぎない食感で好みながら、個人的には冷たい方が粘性が少ないので好みかな。

 揚げ物が各種あって迷うところですが、半熟味付卵天(150円)は黄身がとろとろで白身がうっすらと色づいた味付玉子を揚げたもので、これはぜひおすすめです。半熟のゆで玉子の天ぷらは知っているけれど、味付玉子は知らないです。ちくわ天(100円)は丸一本を包丁で三等分してある心遣いがうれしい。どちらも注文を受けてから作り始めるのでもちろん熱々でした。

 また、生醤油の器は一般的には丼ですがここはお皿です。丼だと醤油が底に溜まりやすいため食べ進むうちに味が濃くなりがちですが、皿だとほぼ均一に味わうことができます。うどん店出身でないご主人ならではの工夫だと思います。加えて、かけの具の手まり麩や器そのものの色合いもお洒落。既成概念にとらわれない洋食出身らしさが出ています。

 以上のものを食してお会計はジャスト1000円と安いです。高速代(1650円×2)の方がよほど高い(笑) 自宅からは50kmで東松山ICから約7kmと遠いように思えましたが、自宅からは8割が高速なことに加えて一般道は信号も少なく所要時間40分とあっと言う間でした。手軽に行けることがわかりましたので、次回はひやひやか釜たまですね、複数人で行くと高速代は負担にならないお店だと思います。(お店のレポート


 7月3日(土)
 田無に気になるお店ができたということで行ってみました。
 田無駅の至近距離にできた「麺家 宝」は先週月曜日オープンで、ご主人は個人的に好きな大泉学園の「らーめん つけめん 十兵衛」出身なのだそうです。

 開店から間もないからでしょうか、メニューはまだラーメンだけでつけ麺はありませんでした。らーめん(600円)は、麺の茹で時間から太麺だろうということは想像できましたが、十兵衛のラーメンとは麺だけでなくスープも異なった茶濁の和風系で、いい意味で裏切られましたが結構好みでした。最近の新店によくある部類の系統になりますが、一度に作る杯数を最低限に抑え、またチャーシューを都度切り分けるなど、丁寧さが伝わってくるというオープンキッチンのメリットがいかされています。

 厨房内のご主人&奥さん?は明るく丁寧で、店内の雰囲気が良かったです。駅から至近距離にあるものの、小路を入るのでやや場所がわかりづらいでしょうが、たぶん繁盛店になると思います。


 7月2日(金)
 超遅い昼食、帝劇地下の「都そば」。誠和食品が経営母体で、私鉄駅構内にある「めん亭 四季」などと同じ系列のようですね。かけが200円からの路麺で、椅子席もあります。

 ラーメンもあったものの、初めてなのでかき揚げ天そば(320円)。揚げ物は揚げたてと表記されていますが、さすがに閑散とした時間では無理。それでも油が上質のためなのでしょうか、全く違和感はありませんでした。ランチタイムの揚げたてを食べてみたいです。(デジカメ画像



 帰宅前の電車乗り換えのついでに「拝島ラーメン 心麺」へ。頻繁に行っていないためその都度メニューが増えているように思います。今回は、酢辣(スアン)らーめんと黒担々麺・黒担々つけ麺というのが加わっていました。

 ただどれも自分にとって夜中にはヘビーのようだったので、前回印象の良かった和風しおらーめん(650円)、透明感のある塩スープにワカメを練り込んだ緑色の翡翠麺の組み合わせ。具の穂先メンマが入らなくなってトッピングでもオーダーできないのは残念です。

 スープの味付けが変わったのかな。キレがあると思う人と、とがった塩と思う人に評価が分かれるかもしれません。


 7月1日(木)
 会社の人たちと飲んで遊んで終電で帰宅・・・するはずが目覚めたら高尾だってさ。久しく「渡辺食品」を食べていなかったからまあいいか、と南口のタクシー乗り場に行ってみると場所が至近距離ながら移転していました。というか、メニューも異なり親父さんも変わったような気がします。

 醤油ラーメン(600円)は、細縮れ麺で見た目はオーソドックスな屋台のラーメン。動物系がほんのりと香るのはいいんですけど、味がめちゃくちゃしょっぱい。醤油じゃない塩辛さがダメで、半分でギブアップ。塩の分量を間違ったのかな。

【メモ】
店名:屋台屋ラーメン (と、書いてあったようですが未確認なので仮)
メニュー:醤油ラーメン・塩ラーメン600円、味噌ラーメン700円、チャーシュー200円、メンマ・コロッケ100円、玉子50円、酒400円