1月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2012年1月分】
今月の実食数 ラーメン 23 (新規店 10)
蕎麦 1 路麺 4 うどん 2

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(5杯)
くろき大喜笑の家大至
【おいしかった】
(16杯)
呑龍THANK(2杯)、あずき仁王
天空ひょっとこソラノイロ(2杯)、
富白ムタヒロ虎空東興飯店
真魚花月 嵐 豊田はる太郎
【まあまあかな】
(2杯)
無尽蔵 汐留家三松


 1月28日(土)
西八王子(といっても徒歩では遠いですが)「はる太郎」でウニバターラーメン(800円)

茹で上げた麺をフライパンでウニバターソースと絡めてから丼に入れるので、徐々にウニバターがスープに溶け出して、全体的にその風味が回ってくる。極めてネーミングに近い味わい。逆に、ウニが苦手な人は無理かもしれない。

麺は平打ちの縮れで、適度な歯ごたえがある(菅野製麺とのこと)


後半はバターが若干舌に残って、しつこくなってくるのですが、これは大いにあり。


 1月27日(金)
「らあめん花月 嵐 豊田駅前店」で、喜多方らあめん 大崎食堂(720円)

このメニューは3回目で味わいは以前どおり。個人的に好きな味わいです。


義援金3回目。


 1月26日(木)
新橋に先週オープンした「鯛麺 真魚」へ(読み方が間違っていたらすいません)夜は飲み屋さんになるようですが、ランチはラーメンが食べられます。

辛口 鯛拉麺(900円)
鯛をベースにしたスープのようだが、表面のラー油のような辛さでよくわからない。個人的には、辛さは苦手なこともあり不要です。
麺は中細で軽くウェーブがかかっている。適度な歯ごたえがありますが、せっかく浅草開化楼の麺を使っているのなら、もう少し工夫があっていいのかな。


夜営業のお店のランチって、お店の味をわかっていただいて、夜にお客さんを引き込む目的で展開しているところが多いと思うのです。それでこの価格と味わいというのはどうなんでしょう。周りにはランチワンコインのお店がたくさんありますからね。


 1月23日(月)
ランチタイムに出遅れたので、品川 or 泉岳寺の「東興飯店」へ。たまたまカウンターがあいていたのですんなり着席。その直後は待ちができていました。複数人数で一緒に座りたいというグループが多いです。

でうまにそば(750円)、具は白菜がメインで、少量の人参・青菜と豚肉をサッと炒めてあんかけにしていて、あんかけにすることによって、後半まで野菜の温度が熱々で食べられる。

野菜補給メニューです。


 1月22日(日)
京成堀之内の「煮干しそば 虎空」へ。昨年11月にオープンしたお店です。
味玉煮干そば・葱煮干そば(780円)

煮干しが強めに効き、奥に昆布の旨みも感じる。表面の油はほとんどなく、スッキリとしている。
麺は細めのほぼストレート。加水が高い?のか、シコシコとした歯ごたえが楽しい。(「カネジン」とのこと)

全体的に非常に丁寧に作ってあるのが伝わってくる。
同じ煮干しを使用したラーメンながら、昨日のラーメンはガテン系、こちらは優しい女性的な一杯、のような印象でした。


 1月21日(土)
国分寺の「中華そば ムタヒロ」は、昨年9月にオープン。人気店である凪@新宿の出身です。
開店時間の11時半で3人目、10分もたたないうちに満席となり、退店時には10人ほどの行列ができていました。

ワハハ煮干味玉そば(800円)

強い煮干しの風味が特徴的で、背脂も多いことからこってりしている。味付けは醤油ベースでちょうど良い濃さ。
麺は太麺でウェーブがかかっている。硬すぎず、しっかりとしたスープに合っている。

煮干しを使用しているラーメンでは、かなりこってりとした部類になると思います。


 1月20日(金)
御茶ノ水の「ラーメン 大至」でラーメン(650円)

透明感のある黄金色のスープは、まろやかな鶏風味。決して奇をてらったものはなく、普通のようで普通じゃない。
お店の目指すコンセプトは「普通のラーメンの最高峰」、それが良くわかります。

麺を浅草開化楼の「傾奇者」を使用した麺に変えてから、より良くなったと思います。


 1月19日(木)
昼は南麻布(最寄り駅は「白金高輪」)の「笑の家」へ。ノーマルのラーメン・麺柔らかめの予定が、タッチパネル式自販機を押し間違えて、ネギラーメン、それも大盛りになっていたことが、丼が出てきて気づいた(700円+ネギ100円+大盛り100円=900円)

ネギを崩さないようにスープをいただくといつもながらの濃厚な豚骨醤油なのですが、これだけネギが入ると甘めに感じるネギの影響で、スープの味わいも変わってくるようでした。

麺は柔らかめは、いつものスープには合っているのですが、こちらも普通で良かったのかもしれません。

ラーメンって、ほんと奥が深い。



夜はとあるイベントで、麹町の「ソラノイロ」へ。ほとんど立ち飲み状態でした。

〆に食べた中華そばは二度目。醤油と油の香ばしさが特徴的。自分にはツボです。ありそうでなかった一杯。


 1月18日(水)
昼は久しぶりに三田の「らぁめん 丸」へ。ランチタイムということもあって7人待ち。

新メニューの油そばが激しく気になったが、お気に入りのらぁめんを(700円)、お店のおすすめは細麺なのだが、あえて太麺で。味付煮卵は超ラーメンナビのクーポンで。

豚骨は強くなく、鰹節や煮干しの魚介系が前面に出た醤油スープは熱々。
濃厚さがあるがしつこくなく仕上げているのはさすが。麺のプリッとした食感が心地よかった。

ご主人からの「お久しぶりです」には照れ笑い(笑)
また近いうちにお邪魔します。



夜は先週オープンした御徒町の「富白」へ。
鶏をベースとしたスープを基軸として、チャーシューが鶏・豚、タンメンと辛いバージョンというラインアップ。

鶏塩拉麺(650円)
透明感のある鶏ベースの清湯スープは、特定の食材が強いわけではなく、すっきりとしており、食べ進むにつれて、表面の揚げネギ油?をはじめ、素材の旨みがじわりと染み出てくる。味付けは塩ベースで控えめ。

麺は中細のやや縮れ。硬すぎずスープに合わせたような優しさがある。

もう、塩ラーメンはこれでいいよね? と思わせる一杯でした。
他のメニューも食べに行くつもりですが、19時過ぎでスープ終了でした。私でラスト3。今のところリスクが高いようです。


そういえば、ここは元は立ちそばの「くまの」というお店で、評判が良かったものの、ご主人の体調を理由に閉店したのだそうです。最近、こういうのが多いような・・・。


 1月17日(火)
有楽町 交通会館地下の「麺屋 ひょっとこ」へ。
ランチタイムにはちょっとだけ早い時間なのにもかかわらず10人待ち。カウンタ 6席なので、ほぼ二回転。

和風柚子柳麺(700円)
基本は和風柳麺と同じで、皮の表面を摺った柚子が加わり、和風スープに柚子のさわやかさが華やかに広がる。麺は中細で軽い縮れ麺。適度な歯ごたえがある。

特に、女性におすすめしたいラーメンです。



夜は麹町の「ソラノイロ」で、未食のベジソバ(800円)
まず、スープがオレンジ色でビックリします。麺を引き上げると、さらに濃いオレンジの麺が。今まで食べたことがないラーメンにビビる(笑)

スープのベースは鶏のようで、そこにニンジンが溶け込んだオレンジ色のスープ。ニンジンの持つクセは皆無で、自然な甘味がある。塩分は控えめで、野菜の風味を大切にしているようだ。

麺はパプリカを練り込んだ平打ち麺で、まるでパスタのよう。表面がツルツルで、モチッと感よりも硬めでサクッとした歯切れが楽しい。
トッピングの野菜は、キャベツの千切り、ブロッコリー、パプリカ、ジャガイモ、サツマイモなど。味付けは最小限なので、野菜の旨みが素直に伝わってくる。


麺を食べ終える前に、ベジソバリゾット(150円)を追加オーダー。
玄米ごはんにとろけるチーズを乗せて加熱したもの? スープととろけたチーズとの相性が良くて、ご飯は硬めで、まさにリゾット感覚。

個人的には、粗挽きのブラックペッパーを合わせてみたいかな。
こちらも女性におすすめしたいラーメンです。


 1月16日(月)
昼は三田の「天空 TENKOO」へ。ランチタイムということもあり10人待ちだったが、席数が多く回転が速いので早めに着席できた。

醤油ラーメン・並盛り(760円)、見た目は以前と変わらずながら、和風を感じるものの味わいがおとなしくなっていた。以前のほうが香辛料のような独特の風味があったので、そっちのほうが好きだったかも。



夜は「湯島 天神下 大喜」へ。お正月から提供している醤油とりそばを(900円)
(このお店の画像が多くなりすぎてきたので、構成を再考しなければ…。【醤油とりそばへの直リンクはこちら】

煮干しが効いたスープは醤油らーめん譲りだが、醤油のカエシを変えているとのことで、印象がかなり異なる。醤油の香ばしさと甘味が引き立ち、味付けはやや濃いめに仕上げてある。醤油好きにはたまらない。表面には透明な油が浮くが、しつこさは皆無で、なくてはならない存在になっている。

麺は醤油ラーメンやとりそばの細麺に対して、平打ちの太麺となる。もりそばほど平打ちではないが、モチッと感とサクッとした歯切れの両面を持ち合わせている。

値段だけだと、高い!というイメージがあるかもしれませんが、具だくさんで見た目よりボリュームがあり、満足度はいつもながら高い。
さすが大喜!という一杯でした。







大好きだった八王子の「中華そば さくら」に関しまして、ご主人の病気療養のため 2010/12から休業していましたが、年末にご主人がお亡くなりになられたそうです。

事実を知った直後は信じられませんでした。
休業に際して、ご主人からは前向きな姿勢のメールをいただいていたのに・・・。
ブログを見て、治療が順調に進んでいると思っていたのに・・・。

味はもちろんのことですが、ご主人の人柄に惹かれてお店に何度も足を運んだかたは多いはず。ほんと残念です。

あの丁寧なスープ・麺と、ご主人の屈託のない笑顔を忘れることはないでしょう。
他にはないシンプルかつ奥深いラーメン、誠にありがとうございました!

そんなラーメンを提供していただいたご主人に感謝するとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

合掌





 1月15日(日)
西国立駅前の「仁王」へ。昨年4月オープンのお店です。つけ麺はつけ麺と激辛、ラーメンはラーメンと塩ラーメンがある。

らぁめん(800円)
いわゆる豚骨魚介スープで、動物系よりも魚介系、特に鰹節の強めの風味がアクセントになっていて滑らかさがある。表面の油が少ないこともあり、濃厚ながらしつこさはない。

麺は短めの太麺で軽くウェーブがかかっている。小麦の香りがして、表面がツルツルで喉ごしが良い。モッチリとした歯ごたえは、つけ麺にもきっと合うはず。次回はつけ麺を食べてみたいです。

チャーシューが2枚・味付け玉子が最初から入っていて、他店でよくあるいわゆる「特製」しかなく、食べる前はこの値段設定はどうなんだろう?と疑問だったものの、実際に食べてみると満足度は高かった。


 1月14日(土)
八王子の「麺処 あずき」へ。昨年4月オープンの女性店主のお店です。

醤油ラーメン+味玉(550円+100円)
醤油スープに刻みタマネギの、見た目はいかにも八王子系ラーメンだが、スープには小豆などの野菜をを使用しているため、それらの自然な甘味が出ているのが特徴的なスープ。味付けは八王子系にしては濃くなく、最後まですんなりと食べられる。
表面の油も多くなく、全体的にはしつこくないように仕上げてあり、人工的な旨みも少ないのは個人的に好み。

麺は自家製麺の縮れ細麺。加水が低く、硬めでサクッとした歯ごたえがある。八王子系だけでなく他にはなかなかない麺でおもしろい。

具にあおさをトッピングするなど、八王子系にしては珍しい。
個人的には、進化形八王子系ラーメンという印象。がんばって欲しいです。


 1月13日(金)
ランチは昼休み時間が削られたので、手短に会社近くの「三松」へ。
路麺なので、そばに適当にトッピングして、さっさとすまそうかと思っていたのだが、注文する時にどうしても寸胴が目に入る。なので、方向転換してラーメンを。

ラーメン+メンチ(380円+130円)
スープを寸胴で取っているものの、味付けは屋台のイメージ。
お腹を満たすにはリーズナブルでいいんじゃない。食後の舌へのダメージが大きいことがはっきりとわかるラーメンですが。



夜は先日に引き続き、鶏ポタラーメン THANK」へ。先日は濃厚を食べたが、あっさりが気になっていたもので再訪問。

塩玉鶏ポタラーメン あっさり(780円)
特濃とは打って変わって、透明感のあるさらりとしたスープ。食べはじめは鶏がじんわりと効いているが、さっぱりとしていることもあり、後半はやや弱く感じるかもしれない。

白ゴマを摺って、ホワイトペッパーを入れても、スープと良く合っていて、ベースを壊すことがない。
よく考えられた組み合わせだと思った。


 1月12日(水)
秋葉原の「饗 くろき」へ。
昨年6月オープンで、塩が評判が良く、味噌もレベルが高いらしい。また、夜限定のタンメンもあるという。

初訪問なので、味玉塩そばを、細麺/平打ち麺の選択は後者で(850円)
提供する直前に動物系と魚介系のスープを小鍋で合わせて温めているようで、温度が高い。最初に乾物系の香りが来て、奥に鶏を感じるが、どれが突出したものはなく、バランスに優れ、それぞれの風味がどんどん押し寄せてくる。
味付けは、海・山・湖の6種類の塩を使用しているという。ふくよかさがありつつもシャープさもある。

麺は中太の平打ち。茹で時間は細麺と同じ時間のようだった。適度な硬さがあり、スープとのバランスが良い。表面がツルツルで、箸でつかみにくいほどで、喉ごしは当然ながら良い。

最後は丼から直接スープをゴクゴク飲んで完食。
凄いラーメンです。次回は同じスープを細麺で食べてみたいです。


 1月11日(火)
東京汐留ビルディングの飲食フロアにある「無尽蔵 汐留家」へ。
新潟のキタカタが展開するチェーン・FCで、柿ポリフェノールを使用した「柿しぶ麺」が一つの特徴のお店で、メニューが多い。お酒・つまみ類があることもあって、料金後払いなので着席してからかなり鶏か豚骨かを悩む。

豚骨醤油らーめん、太麺/細麺のチョイスは太麺で(690円)
いわゆる豚骨醤油で、煮干しが効いている。味付けは醤油ベースでやや濃いめ。その煮干しは最初はアクセントになるが、後半は煮干しならではのクセが気になってくる。

「柿しぶ麺」は太麺縮れで、見た目は熟成タイプに見えるが、コシは強くなく、スープに負けている印象ながら、チェーン店としては悪くない。


 1月10日(水)
大門の「鶏ポタラーメン THANK」へ。元「ゼロ」@目黒の店長が独立して、今月5日にオープン。

鶏ポタラーメン 特濃(680円)
じっくり煮込んだ鶏白湯スープに、5種類以上の野菜で作ったスープは、その名のとおりとろみがある。それが“鶏ポタ”というネーミングの由来。鶏を強めに感じるが、しつこさはなく、油が少ないこともあり、さっぱりとしている。

味付けは塩ベースで控えめで、貝柱・干し椎茸・昆布に沖縄産の自然海塩を加えているとのこと。「ゼロ」が種々の食材のエキスから味を引き出していたのとは異なるが、こちらのほうが素直なのかもしれない。

味が弱いと感じる人がいるかもしれないが、個人的にはおおいにアリな一杯。


 1月4日(水)
仕事始め、新橋でさんざん飲んだ〆に「呑龍」で長浜ラーメン(600円)
豚骨エキスは十分に染み出ているものの、もう少し豚骨臭くてもいいかな。このお店にしてはおとなしかったかも。

でも、近くにある“博多”を名乗っているチェーン店よりは、こちらのほうが本場に近くて好み。