6月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2009年6月分】
今月の実食数 ラーメン 31 (新規店 14)
蕎麦 0 路麺 1 うどん 0
今年の実食数 ラーメン 188 (新規店 74)
蕎麦 5 路麺 8 うどん 6

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(6杯)
(2杯)、笑の家○決臥龍(2杯)
【おいしかった】
(23杯)
喜神 品川(4杯)、母なる海と大地良人
麻布ラーメン純連 立川(3杯)、井田商店
日吉たけくらべ鳩ノ巣 釜めし
むらさき山もみじ元 〜HAJIME〜
あきつや凪 立川丸由 品川福実 志茂
東峯園
【まあまあかな】
(2杯)
T.KINOSHITA(つけ麺)、山頭火 五反田


 6月30日(火)
ランチに久しぶりに「山頭火 五反田店」に行ってみたところ、以前に比べて行列は少なくなっていました。

しおらーめん(850円)。見た目はほとんど一緒なのですが、以前は豚骨と和風魚系が織りなす複雑で独特の味わいだったと記憶していますが、それが全く感じられません。

ごめんなさい、滅多にないことですが麺を残してしまいました。自分にとって満足度が高かった山頭火の塩ラーメンではありません。食べ進むのが無理でした。確認はできませんが、もしかしたら、支店からFC店になったのかもしれません。

自分の舌がおかしくなったのかと疑ったほどです。この味でこの値段は納得できないなぁ・・・。



行列が少なくなっていたのは、至近に「ミート矢澤」公式サイト)ができた影響もあるかもしれません。そちらは30人ほどの待ち。肉に詳しい知人の評価は最高ではないのですが、母体から肉を仕入れている「焼肉 ジャンボ」@篠崎(公式サイト 注:音が出ます)は、自分にとっては肉のトップレベルなので、一度は行ってみまたいと思っています。


 6月28日(日)
御嶽駅前にある「東峯園」へ初訪問。店内に飾ってあるお店の写真には昭和22年に撮ったものもあり、創業はその時代なのでしょうか。こちらのサイトによると、調理師専門学校を卒業した息子さんがお店を継いでいるようです。店内はレトロな食堂の様相。古さはあるものの綺麗に整えられています。

ラーメンは醤油・塩・味噌をはじめ中華系のメニューなども多く揃えてあります。

お店のおすすめである、みたけラーメン(600円)にしてみました。中華鍋で手早く炒められた、もやし・キャベツ・玉ネギ・ニンジン・ニラ・しめじ・豚肉は醤油で味付けされて、その香ばしさが引き立っています。ベースのスープは醤油ベースで、ラーメンと同じだと思いますが、炒め油が表面に浮き、適度なこってりさがアクセントになっています。

麺は自家製の平打ちで、軽くヨリが入っています。硬さがあるタイプではなくソフトな口当たり。昔ながらの麺はお店の雰囲気とマッチしています。

量がたっぷりなのにリーズナブルな一杯でした。
また、この自家製麺を焼きそばや冷やしでも食べてみたいと思わせる麺でした。


 6月27日(土)
いつも「いぬい」の引力が勝ってしまって未訪問だった「福実 志茂店」へ。本店は16号沿いにあります。鮪のオブジェが飾られているとおり、鮪の頭をスープに使用しているとのこと。

ラーメン(600円)
鮪よりも鰹節・煮干しなどを強めに感じ、見た目よりもこってりとしてインパクトがあります。味付けはやや濃いめの醤油味。
麺は100%北海道小麦はるゆたかを使用した細めの縮れ麺で、スープとの相性は良好です。やや足が速いものの、スープを吸ってこれもアリだと思います。

塩ラーメン(600円)は、見た目から違ってさっぱりと仕上げてあり、こちらは鮪の風味を感じますね。優しい味わいで、白胡麻が適度なアクセントになっています。


ほんとはお店お薦めのチャーハンも食べてみたかったのですが、今回はラーメンを重視してしまいました(笑) 昼11時から翌日6時までという営業時間は、夜中にお腹が減った時に重宝しますね。


 6月25日(木)
「博多ラーメン 丸由(よしまる) 品川港南店」に行ってみました。元・「福のれん」が店名を変えたチェーン店で、都内に10店舗ほどを展開しており、シンガポールにもお店があるとのこと。

博多ラーメン(680円)
白濁して粘性のあるスープのわりに、豚骨の風味は強くないものの、意外にこってりさがあるスープは独特の味わい。極細のストレート麺は硬めに茹で上げられています。

ランチは明太子ご飯とのセットメニューが好評のようでした。



夜は久しぶりに三軒茶屋の「麺屋 臥龍」へ。
ハートランドからスタートして、新しく入荷した焼酎をロックで。合わせるのはメニューにはないものの定番のイベリコ豚のサラミに、その日だけのつまみで。

酔わないうちに新メニューを。

冷やし軍鶏白湯麺 梅風味(900円)
一昨年からの夏期限定はわさび風味ですが、新たに提供を始めました。わさび風味は冷たいスープ・麺にわさびオイルを加えたものですが、梅風味は冷やしたスープと梅をミキサーで撹拌しているので、クリーミーな泡に覆われているので、見た目がかなり異なります。

酸味はきつくなく、さっぱりとした夏メニューです。


味噌とラー油のつけ麺(1000円)は、お店初のつけ麺になります。
その名のとおりつけ汁は赤い。でもそれほどラー油の辛さは邪魔にならず、カレーの風味を感じます。想像していたよりもさっぱりと食べられます。

お好みに応じて辛さは調節できるとのことですので、辛いのが好きな人はオーダー時に申し出ると良いでしょう。


 6月21日(日)
東中神の「○決」(まるひろ)は久しぶりの訪問となりました。13時過ぎで6人待ち。とは言え、お子様連れでも安心して入店できることもあるのでしょう。店内はアットホームな雰囲気です。

中華そば・並(500円)、ちょいと甘めの醤油味に、じんわりと雑味のないスープは以前と全く変わっていませんで、安心して食べ進めます。

麺は並だと少なめですが、個人的にはスープ・麺が同時に食べ終えるというペース配分によって、より味わい・満足度が深まるというちょうど良い量なのです。その気持ちよさが評価に影響しているのは間違いない。

目立たないお店ながら、固定客をしっかりと掴んでいるのは、この味わいならば至極当然。もちろん、値段が安いのも寄与していると思います。


 6月20日(土)
立川アレアレア・ラーメンスクエアの「凪」に限定メニューがあったので食べてみました。

博多鶏そば(700円)、見た目は豚骨のラーメンに比べると濁りが少なく、あっさりめかな?と思えますが、鶏というよりも煮干しが極めて強いスープは、好みによってはダメな人がいるかもしれないほど煮干しが強い。

麺はラーメンと同じく博多系の極細麺で、硬めの食感。

この組み合わせはどうなんだろう・・・。少なくともメニュー名と味は一致していなかったです。

メニューをちょくちょく変えることによって、行くたびに目新しさに期待するものの、ほんとに十分に練られたうえでラーメンの完成型として提供しているのか?というのが個人的に気になるところ。


 6月19日(金)
ランチに三田の「らぁめん 丸」へ。珍しく行列が5人ほどと短かったので、これは並ぶでしょう。お気に入りのラーメン(700円)を細麺で。

動物系と魚系がしっかりと効いているスープは熱々。それなのに風味を損なっていないのは毎度ながら感心してしまいます。硬めに茹でられた細麺は食べ始めはしっかり、後半はもっちり感が出てきます。

丼の中に丁寧さを感じる一杯でした。


 6月18日(木)
新秋津の「あきつや」へ。醤油と味噌がベースで、冬期は牡蠣ラーメン・夏期は冷やしそばが限定となっています。一番興味を引いたのは、かん水未使用で、玉子をつなぎにした自家製という麺。

らぁめん(650円)、鰹節などがしっかりと染み出たスープは、香辛料?が交じったかわった風味があります。クセがあるものの、雑味はないです。味付けはストレートな醤油味で、量がたっぷりで麺が食べやすい。

麺は白っぽい細麺で、軽く縮れています。かん水未使用で玉子をつなぎにした自家製麺で、ソフトな口あたり。グルテンがないのでコシは感じず、柔らかいんですけど伸びている訳ではないという、とにかく食べたことがない食感でした。

これを冷やしたらどういう食感になるんでしょうね。面白そうです。


 6月17日(水)
先月オープンして話題になっている、蓮根の「らあめん 元 〜HAJIME〜」に行ってみました。ラーメン・つけ麺とも塩だけ。限定で濃厚鶏ポタつけ麺があるようですが提供されていませんでした。

味玉塩らあめん(850円)、突出した風味はないが、バランス良くじんわりと和風のダシが効いています。さっぱりとして食べやすいスープ。味付けは薄くて、麺の香りが強く感じるほど。たぶん塩ダレの分量を間違えたのだと思います。適量ならばもっと印象が良いはず。

細麺ストレートは適度な硬さの茹で上げで、しなやかでつるつるしています。スープの持ち上げは少ないですが、さっぱりとしたスープとの相性は悪くないと思います。

チャーシューは注文の都度切り分けるなど、丁寧に作っていることはわかりました。
味付けだけは次回期待です。



先日に引き続き、「さっぽろ 純連 立川店」で、未食の塩(800円)。

炒め野菜の香ばしさは、味噌・醤油よりもわかりやすく主張してきます。表面の油は味噌・醤油に比べると少なくて、さっぱりとした印象です。味付けはシャープさを持つ塩味。

個人的には、味噌>醤油>塩 と、予想通りの順位付けになりました。


 6月15日(月)
ランチは三田へ。第一候補は「らぁめん 丸」だったのですが、10人近くの待ち。それも女性率が半分と高く、人数以上に時間がかかるためにパスです。お気に入りのお店がポピュラーになるのは嬉しいことながら、敷居が高くなってしまうのは痛し痒し。夜は比較的空いているので、またのチャンスにしましょうかね。

第二候補は「中華そば むらさき山」。一時はTV出演で20人以上の行列だったこともありましたが、最近はちょうどよく回転しているようです。

中華そば(650円)、白茶濁したスープは魚介系の香りもあり、油も浮いているのにもかかわらず重くなく食べ進めるのがポイント高いです。熱々スープがさらに嬉しいです。

硬めに茹でられた加水低めのさっくりとした歯ごたえが心地よいです。
後半は卓上の柚子胡椒や一味を少しずつスープに溶かし入れて楽しむのもいいですね。

また、接客が素晴らしいのも味に影響していると思います。記述した2店が出来たおかげで、三田のラーメンのレベルが一気に引き上がったと言って過言でないと思っています。



夜は西武新宿線沿線へ。久米川駅って下車するのは初めて。ここら辺には実は美味しいラーメン店が多いらしいのに未訪問だった訳で、この線は拝島で青梅線に合流できるので、遠回りをした感覚が少ないこともあるんですね。

今日は雨が降っていたので、駅から近い「麺蔵 もみじ」にしてみました。
カウンタ 9席と大きくないのにもかかわらず、ラーメンは魚醤油・地鶏醤油・海老塩・鶏白湯・味噌・担々麺・冷麺に、つけ麺が醤油・塩・味噌・旨辛と幅広いラインナップです。夏季限定の冷やし味噌は激辛らしいです。

初訪問なので、いわゆるデフォのメニューにするのが常なのですが、最下価格のラーメンは魚醤油・地鶏醤油・海老塩の三種あって、どれがデフォかわからない(笑) 魚は何となく想像できるので、わざわざ「地鶏」と書かれた地鶏醤油らーめんを。トッピングに半熟味付玉子がありましたが、最初から半分入っているようだったのでトッピングなしで(700円)

濁りがないスープなのに鶏の風味が満載で、食べ始めのフックには十分なインパクト。背脂をまとえば「いのたに」に近い風味があります。見た目よりも濃くない醤油味で、やや甘みがあるものの、違和感はなくむしろ合っています。表面には透明な油が浮いていますが、まとわりつかずにさっぱりとして食べやすい。

麺は中細で軽くウェーブがかかった多加水麺。つるつるとして、適度な硬さがあります。やや伸びるのが早いですが、量が多くないので気にならない程度でした。

ライスが無料で食べ放題というのも人気の秘密だと思います。ましてや、白菜キムチとニラ漬けも無料とは良心的ですねーと思ったのですが、それらについては20日で生産終了、在庫がなくなり次第提供が終わってしまうのは残念なことです。

とは言うものの、ほかのメニューも食べてみたいと思わせる一杯でした。


 6月14日(日)
鳩ノ巣駅前にあって以前から存在は知っていたものの、「鳩ノ巣 釜めし」に初訪問。もちろん、店名のとおり釜飯がメインのお店ながら、ラーメンも数種類あるのです。

きのこ釜飯は陶器製の釜が2つで釜飯と水炊きと、見た目が川井の「釜めし なかい」に似ています。レンゲにレモンスライスを出すところなんかそっくりなんですけど、その関係はいかに?

もしかして、元祖があって、それから枝分かれしている・・・というものあるかもしれませんね。


さて、しめじラーメン(525円)。

シンプルな醤油ラーメンの上に、醤油で煮込んだしめじがトッピングされています。ベースは鶏ガラメインのさっぱりとした醤油味。油が少なく雑味もなくて食べやすいです。昔ながらのラーメンという印象で、ナルトが郷愁さを醸し出しています。

麺は細め平打ちで、適度な硬さを保持しつつも気泡を含んだような軽さがあります。どこかで食べたことがある麺に似ているように思いましたが、店内が混雑していることもあって確かめることはできませんでした。

遠路はるばるここまで来てラーメンを食べる人は少ないとは思いますが、なかなかでした。


 6月12日(金)
先日に引き続き「喜神 品川店」でランチ。
今日は和風つけ麺・麺少なめ(700円)にしてみました。

麺は同じく上質なのはわかっていたので、興味があったのはつけ汁。ネーミングからして強い和風なのかと思いきや、ベーシックなつけ麺のつけ汁に、煮干しなどの和風魚系の風味を加えたもののようです。それに香ばしい油が加わり、インパクトがあって食べやすいです。

ほんとこのお店が、ランチ圏内にあって良かったと思います。カレーも美味そうなんですけど、どうしても麺類メニューコンプリートを優先しちゃってます。



東久留米駅前の「らーめん 湊」へ。元・くにがみ屋で、2008/2に改名して味をリニューアルしたお店です。

ラーメンは一種類で、つけ麺は醤油と味噌とシンプルなラインナップです。ラーメンは大盛りが、つけ麺は大盛り・特盛りが無料ということもあってか、カウンタ 9席はほぼ満席の状態て回転しているようでした。

ラーメンに味玉をトッピングしようと思ったのですが、味玉は売り切れ。なので、らーめん(700円)。
鰹節が極めて強い茶濁スープは、さらに魚粉が追加されて食べ進むにつれて香りが強くなるものの、エグ味・雑味がないためか、意外と軽く感じます。

合わせる太麺は、軽くウェーブがかかった多加水麺。表面がつるつるとして、もっちりとした食感があります。つけ麺向きかもしれませんが、ラーメンでも違和感はありません。

くにがみ屋はマグロをスープに使用していたのが有名なのですが、今でも使用しているのかは鰹節の風味が強すぎて良くわかりませんでした。


 6月11日(木)
花小金井の「麺屋 たけくらべ」に行ってみました。駅からは徒歩10分ぐらいですかね。交通量が多い通りに面しているものの、周りには飲食店がないところにぽつんとありました。

ラーメンが豚骨と和風で、つけ麺には辛いバージョンもあります。麺は昼は細麺のみで、夜はそれに加えて中太麺が選択しに加わるとのこと。

和ふうらーめん・中太麺+味つけたまご(590円+100円)にしてみました。丼はもちろんのこと味玉も温めるという丁寧な作法には、丼が出される前から期待が高まります。

量がたっぷりのスープは、節系と煮干しがほどよく香り、味付けは醤油ベースでほどよい濃さにまとめてあります。表面には油がほとんど浮いていないこともあって、優しさを感じるスープです。

少量ながら揚げネギがアクセントになっています。揚げネギは個人的には、それに頼った味わいになっているお店が多いと感じており、それとは一線を画したスープは、安心して楽しむことができました。

麺は中太の縮れで、適度な食感でスープとの相性が良いです。
チャーシューはバラとモモを組み合わせるなど、なかなか考え尽くされています。

化学調味料未使用ならではの、優しくて女性的なラーメンでした。


 6月10日(水)
古川橋の「笑の家」に行ってみると待ちなし。前回訪問時には店先にまで待ちがあったのは何だったんでしょう? 同じ時間帯でこれほど違うのは、お店側も理由がわからないかもしれませんね。

ラーメン・全て普通指定を(700円)。
今日のスープは豚骨の染み出方がなかなか良かったです。麺が短いので、スルスル食べやすいせいもあって、あっという間になくなってしまいました。スープも麺も家系らしさがあって、もはや安心感さえあります。

つけ麺が登場していたので、次回はそれ狙いで行ってみます。



新橋は通勤の乗り換え駅ということもあり、ラーメンも飲みも多用している訳ですが、知り合いから教えていただいたラーメン店が気になって行ってみました。

「らーめん 日吉」
新橋5丁目なので御成門のほうが近いですが、新橋駅からも十分に徒歩圏内です。11〜19時・土日祝休みなので、敷居が高い人が多いかもしれません。

ベースのスープは一種類で、麺が太麺と細麺というシンプルなメニュー構成です。
ラーメン(700円)、味付玉子をトッピングしようとしたところ、「茹で玉子が半分入っている」とのことなのでパスしてしまいましたが、冷静に考えるとオーダーしたほうが良かったのかも。でも、その一言がうれしいですね。

スープは鶏のような香りがするものの、豚骨ベースだと思います。白濁させずに丁寧に煮出した豚骨の独特の風味を感じました。味付けは尖ったところがない塩ベースで濃くないのがいい。スープから染み出た油が多めながら、しつこさもなく食べやすいです。

麺は太くてやや扁平のストレート。一見うどんのよう。麺に気泡を含んだような軽くてソフトな食感。適度な硬さがあり、多少粘性のある歯ごたえの独特のもの(自家製麺とのこと)

新橋のラーメン店はほぼ食べ尽くして、個人的な順位が確立しているはずだったのに、大きく順位に変動がありました(笑) なんでメジャーじゃないのかが不思議なくらい。細麺も気になります、再訪問必須。


 6月9日(火)
「喜神 品川店」はランチタイムでも待ちが解消されて、満席状態が続くものの落ち着いてきたようです。塩らーめん(600円)を再食。

前回に比べると鶏が抑え気味になって、味付けも薄め。麺の香りがストレートに感じます。人によっては、違和感や物足りなさを感じるかもしれません。個人的には問題なしで、多めの麺もさっくりと完食。

ここは、味>客数 になってきたと思います。
店先で、煮込みハンバーグなどのお弁当を販売するようになっていました。


 6月8日(月)
1日にオープンした荏原中延の「井田商店」へ。会社からだと中延は近いので行ってきました。超有名&人気店の「多賀野」の少し先、至近にあります。入店直後の20時40分過ぎで丁度スープがなくなり閉店。危ないところでした。

ラーメン・つけ麺とも醤油・塩があり、塩ラーメン+味付玉子(650円+100円)を。

塩のわりには褐色を帯びていて、ベースのスープからは食べ始めは煮干しが香るものの、後半は印象が薄くなってきます。大きめの背脂が浮いていて、しつこくなく背脂の甘みはほとんど感じないです。味付けはまろやかさよりもシャープさのある塩味で、濃すぎずに丁度良い味に整えてあります。

麺は太めで、ややゆるい食感ながら、おとなしめのスープとの相性は悪くないと思います。
チャーシューをはじめとした具は奇をてらわないながらジワリと訴えかけてくる、滋味深く丁寧さを感じる一杯でした。


 6月6日(土)
先日に引き続き、「さっぽろ 純連 立川店」へ。
未食の正油にしてみました。味玉をトッピング(800円+100円)

味噌と同じく厚めの層になったラードが表面を覆っているので白っぽく見えますが、スープそのものは濃い色をしています。独特の香ばしさと甘みがあり、見た目よりは味は濃くないです。温度が高い。

麺は同じく多加水熟成。歯ごたえがあって、油や濃いめのスープに負けていません。

チャーシューは味噌と同じだと思うのですが、味噌はぶつ切りにしてあるのに対して、醤油は薄切り。味噌だとどうしても脇役になってしまいがちですが、これがなかなか上質でした。

醤油は味噌とは味わいが全く異なりますが、やはり純連らしいラーメンで満足度が高かったです。こうなると未食の塩を食べてみたいところです。


 6月5日(金)
ランチは「喜神 品川店」で、未食のつけ麺(700円)を。

麺の量は自販機に表示されているとおり並盛りで375g。個人的に量が多すぎですし、もしそれにチャレンジしたら、午後からの会議では睡魔との戦いになること必須(笑)

なので、店主のブログの5/24に書かれているとおり、自分のキャパに合わせて少なめでお願いしました。つけ麺の麺は1玉が250gのようで、並盛りは1.5玉の375gで、少なめは1玉の250gとなるようですが、個人的にはそれでも多いかも・・・。

自分の苦手な、甘・辛・酸は皆無で醤油ラーメンを踏襲したつけ汁は、鶏や魚系の風味よりも油の香ばしさが前面に出ていて温度が熱いです。味付けは醤油ベースで、ラーメンよりは濃いもののつけ汁にしては薄めの味付けなので、麺をたっぷりと浸して豪快にすするのが美味しい食べ方なのかもしれません。

麺は平打ちの太麺で、褐色で微細な粒々が練り込まれています。つけ汁につけずに食べると、ほんのりと小麦を感じる上質のもの。冷水で締められて硬めの食感ながら、熱々のつけ汁につけると、表面に近い部分が柔らかくなり、芯を一本残したようなコシがあります。食べているうちに、上質の讃岐うどんを思い出してしまいました。

表面がとても滑らか。箸でつまみにくいほどで、スルスルと食べ進んでいるうちに麺がなくなってしまいました。この量を容易に食べられるとは思っていなかったので、食べた本人が一番驚きです。

スープ割りは単にスープで割るだけでなく、擂りゴマ・柚子が追加されて、最後にもう一度楽しめます。感覚的には日本蕎麦の蕎麦湯割りに近いです。満足してご馳走様でした! つけ麺のメニューは、塩・和風とありますので、来週はそれを狙ってみます。



夜は久しぶりに立川のラーメンスクエアに行くと、夏に向けての季節限定メニューを提供しているお店が目立ちました。各店とも店先に写真が掲げられていたので簡単にまとめてみます。


T.KINOSHITA : つけ麺 醤油/味噌 − 化学調味料未使用で個人的に期待
 : 濃厚魚粉豚骨つけ麺 − 写真の見た目は大崎の人気店のような様相。九州系のお店なのに意外です。
無限 : 塩つけ麺・味噌つけ麺・カレーつけ麺・黒胡麻担々つけ麺・粗節醤油つけ麺 − ラインアップが多岐にわたっています。
いちや : つけいちや・味噌いちや − 開店当時からの常設メニューですが、これからの季節はラーメンよりも人気になるかもしれません。
伊駄天 : つけ麺・香草和えつけ麺 − 和えつけ麺とは?

桂花は個人的にはつけ麺はイメージできないので、季節メニューはないだろうとスルーしようとしたら、何と! 伊太利亜冷麺という桂花からは想像できないメニューを提供していました。蘊蓄によると、「パプリカ・オクラ・セロリ・キュウリ・プチトマト・玉ネギ・レモンの七種類の野菜を使い、植物性油100%のソースで仕上げたヘルシーメニュー」とのこと。
桂花でヘルシーメニューは、個人的にはかなり違和感があるものの、どんな味なんでしょうね。



前置きが長くなりました。
最初から決めていたのですが、「和らーめん T.KINOSHITA」のさっぱり醤油つけ麺・小(700円)を食べてみました。

つけ汁は極めて節系が強いものの、エグ味や酸味は皆無。醤油味も濃いのですが丸中醤油を使用しているためでしょうか、塩辛さがオブラートに包まれているような印象です。とは言え、濃い味なので麺をどっぷりつけるとしょっぱいので、2/3ほどつけるのが適量でしょうか。昼のお店と同様、自分の苦手な、甘・辛・酸は皆無です。

麺はラーメンと同じく黄色い細麺。水で締められて硬めの食感ながら風味は感じなく、つけ麺の麺としては多少違和感がありました。つけ汁が強いので、麺が脇役になっているような印象なのは最後まで変わらずです。

麺を食べ終えて、スープ割りをお願いしたところ、提供していないとのこと。 え? 麺よりも気に入ったつけ汁が残っているのに、最後のお楽しみはなしですか・・・。

仕方なくまだまだ風味が残っているつけ汁を少しずつ舐めるように飲み進んでみましたが、やっぱりそのままでは味が濃すぎでギブアップ。ラーメンと同じスープはもちろんのこと、単なるお湯割りでも楽しめそうなつけ汁なのに・・・。

化学調味料を使用せずにここまでのレベルに引き上げているのは、スープの素材をはじめ醤油などにもコストをかけているからであって、それが凝縮されたつけ汁の最後のお楽しみができないという不完全燃焼状態で退店しましたが、ほんと、残すのには気が引けました。

もしかして、季節限定メニューを提供したくないのか、つけ麺の研究が不十分だとか? 個人的に大好きなお店なだけに、ラーメンの満足度にはほど遠くて残念です。


 6月4日(木)
ランチは古川橋の「笑の家」に行ってみたところ、店内だけでなく店先に数人の待ちがありました。これでは昼休みに会社に戻れないのであきらめて、さらに足を伸ばして「麻布ラーメン 本店」へ。三田にもありますが、そちらは立ち食い。こちらはテーブル・カウンタ席となっています。

未食のトンコツ塩ラーメン(700円)、トンコツ正油とベースのスープは同じようで、豚骨よりも背脂の甘みが印象的です。味付けは塩味が強めでシャープに効かせたもの。プリッとした太めの縮れ麺がよく合います。



帰宅途中に「さっぽろ 純連 立川店」へ。昨日オープンした札幌の有名店の支店で、都内には高田馬場に支店があります。まだまだ知名度が低いと思われますが、21時でほぼ満席とはさすが。

もちろん、みそ(800円)。
厚めの層になったラードが表面を覆い、挽肉・もやし・玉ネギを炒めてスープを作る札幌味噌ラーメンは、濃いめで独特の風味を持つ味噌味。温度が極めて熱く、後半も高温のままで食べ進むことができます。高田馬場に比べると、生姜・ニンニクが弱めかもしれませが、極めて近い味を出していると思います。

麺は太めの縮れで透明感のある熟成麺。硬めの茹であげでプリプリとしたもの。森住製麺は味噌と良く合いますね。


至近のラーメンスクエアに3月まで「純連」がありましたが、高田馬場との味の違いには驚くほどでした。一度しか食べていないので、たまたまだったのかもしれませんが、少なくともこちらは本格的札幌味噌ラーメンとしておすすめできます。

また、チャーハンも美味しいのですが、フルサイズしかないので自分は一人では無理。複数人で行った際は、ぜひサイドニューとしてオーダーしてほしいです。


 6月3日(水)
ランチは三田の「らぁめん 丸」へ。ピークを過ぎていたので待ちなしで着席できました。

ここでは圧倒的にラーメンを食べていることが多いのですが、今日は気分的につけ麺(800円)。麺150g+ライス/麺250gは同じ料金です。つけ麺は食べ終えてからスープ割りにするのが一般的ですが、このお店ではスープ割りがなく、つけ汁をライスで食べるのがお店のおすすめなんです。なので前者でお願いしました。

お店おすすめの食べ方(書いていませんけど)
・麺に添えられたチャーシューとメンマをつけ汁に沈める
・麺をつけ汁につけて食べる
・麺を半分ほど食べるとつけ汁が少なくなってくる(後述)ので、
 ライスにチャーシュー・メンマをトッピングして、残っているつけ汁をかける
・つけ汁をおかわり
・おじや風のチャーシューメンマライスを食べつつ、麺を食べ進む

麺半分ほどでつけ汁がなくなるほど粘性が高く、麺が多量のつけ汁をまとって口の中に入ってきます。もちろん動物系のゼラチン質だけでこれほどどろどろになるはずはなく、ジャガイモを加えている訳なのですが、豚骨・和風魚系がしっかりとしているので、言われてもでんぷん質っぽさは感じません。

熱々のつけ汁と一緒に麺を食べていると、あつもりか?と勘違いしてしまいそうですが、しっかりと冷水で冷やされた太麺です。ここはラーメンも大好きなのですが、改めてつけ麺も捨てがたい。



新秋津の「つけめん らあめん 良人」へ。ほんとは二軒隣の「あきつや」に行こうと思っていたのですが、客数があまりにも違っていたため急遽こちらにしてみました。店名のとおり、つけ麺とラーメンをメインで出しています。並盛りでラーメンが270g、つけ麺が360gと麺の量が多いのが一つの特徴になっています。

らあめん・少なめに味付けたまご(680円−50円+100円)にしてみましたが、昨日と同じくやってしまいました・・・。最初から味玉が半分入っています。まあ、玉子が大好きだからいいんですけどね。

広口丼に注がれたスープは細かな背油が浮き、油は少なめ。豚骨+和風魚系のWスープのようですが、和風はそれほど強くないです。醤油ベースに味噌ミックス?のような変わった味付け。若干ピリッとするのは胡椒ですかね?香りがないので違うかもしれません。とにかく複雑で他店にはない味わいながら、食べ進むと違和感はなくなってきます。

もう一つの特徴は麺、中太ストレート麺は硬めの茹であげで密度があって引き締まっており、つけ麺にも合いそうなしっかりとしたものです。実際のつけ麺はより太い縮れ麺のようでしたので、つけ麺もよさそうでした。


 6月2日(火)
田無の「麺創房 母なる海と大地」に行ってみました。面白い店名ですね、由来は何なんでしょう? ラーメンは醤油・塩・味噌で、つけ麺が醤油・塩。

塩らぁめん+味付玉子(680円+100円)。表面には細かな油が浮きいています。透明感のあるスープはほんのりと鶏が香り、その他の素材の香りは少ないものの、旨味は強めで味付けはシャープな塩味。なかなか食べやすいです。

麺は中細ストレートで加水が高め。表面がツルツルとしています。醤油と塩は平打ち太麺もチョイスすることができ、そちらも興味があります。サービスラーメンが450円というのは、どう違うのか気になるところです。


 6月1日(月)
ランチに「麺処 喜神 品川店」へ。開店当日は行列だったので、さらに待ちが多いかと思いきや、ほぼ満席ながらちょうど良く回転しているようです。営業時間が固まったようで、11:30〜20:00・日曜休 と告知されていました。

今日は未食の醤油らーめん(600円)、塩とスープは同じだと思われますが、塩と違って鶏は強くは感じず、ダシのバランス良く丁寧さがあります。醤油は角がとれてまろやかで、甘みがあるものの甘ったるさがあるほどではなく適度。醤油好きにはたまらない味付けです。

麺は塩と同じく中細麺で、硬めながらソフトな口当たり。何と例えれば良いのか思いつきませんが、麺の中に気泡を含んだような(ほんとは含んでいないと思いますが)、そんな優しさがある麺。ツルツルとした表面ということもあってスルスルと食べ進めます。個人的には210gという量は多いはずなのにそれを感じさせませないのは、自家製麺の成せる技なのでしょうか。

区内でこれで600円は絶対に安いです。もう50円高くても、個人的な満足度は変わらないと思います。


未食のつけ麺は並で375gというのは個人的には絶対にキャパオーバーなので躊躇しているのですが、お店のブログの5/29にあるとおり麺少なめができるとのこと。なので、200g程度で食べてみたいです。

でも、つけ麺の中盛り(500g)のオーダーが珍しくないということは、それほど麺が上質ということなのでしょうね。