5月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2007年5月分】
今月の実食数 ラーメン 21 (新規店 4)
蕎麦 5 路麺 0 うどん 1
今年の実食数 ラーメン 87 (新規店 24)
蕎麦 17 路麺 2 うどん 6

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(10杯)
(2杯)、八島(2杯)、太公望斑鳩
大喜(2杯)、幸貴大学ラーメン
【おいしかった】
(9杯)
俺とかっぱ(2杯)、麺彩房 五反田
めじろ菜華天虎もうつぁると
俺の空楽屋本舗
【まあまあかな】
(0杯)
   
【もう行かない】
(0杯)
    


 5月31日(木)
 五反田の「東京あってり麺」のあとにできた「楽屋本舗」は5月2日オープン。前店との関係はあるようなないような・・・。内装はほとんど変わらず、カウンタ4席+2席と相変わらず小さいです。ラーメンの醤油・塩とつけ麺があり、太麺・細麺を選択するようになっています。

 醤油ラーメンを太麺で(600円)。豚骨ベースの薄目の茶濁スープで、背脂が浮いています。和風の材料は使っているとは思いますが前面に出てくる風味がないからでしょうか、もう少し奥深さが欲しいところ。

 麺は太麺という割りには太くなく中太といったところでしょうか。適度な硬さがあります。ピリ辛に味付けされたメンマがアクセントになっています。


 5月30日(水)
 高田馬場の「俺の空」、01年オープンで02年末のTV番組で日本一になってから長蛇の行列のお店になりました。実は2回ほどトライしているのですが、売り切れor行列にめげて未食でした。たまたま昼前に高田馬場に行ったので数年越しの願いが叶いました。

 メニューはラーメン(掛け豚そば)とつけ麺(浸け豚そば)のみで、夜はつけ麺のみになっています。初めてだったので、掛け豚そば(800円)。麺が細いのであっと言う間に出てきます。

 茶濁した豚骨スープからは強い和風魚系の風味が漂います。長時間かけてあるんでしょうか、非常にまろやか。

 麺はほぼストレートの細麺、博多系とは異なり、硬さの中にしなやかさがあります。

 ただ、個人的にはこの組み合わせはどうなんでしょう? スープがしっかりしているだけに中太麺で食べてみたいところ。


 5月27日(日)
 地元の「もうつぁると」で未食の坦々めん(850円)、ゴマペーストたっぷりのスープに辛さは控えめで、干し海老とザーサイの微塵切りが隠し味になっています。

 麺は醤油と同じく平打ち麺、適度な硬さがあって、相性がいいです。

 辛いのは苦手な人にもお勧めできます。


 5月26日(土)
 東大和の「元祖長浜 大学ラーメン」へ。以前は中神(昭島市)にあり、移転後は2回目。

 ラーメン・硬め(600円)、以前に比べて香辛料系の風味が増したような気がします。豚骨を長時間煮出しているのに臭みは皆無なのはさすが。丁寧さが伝わってくるスープです。

 長浜一番製麺所から直送の麺は本場っぽい食感です。また、博多系ラーメンにしてはかなり上質のチャーシューが特徴的。

 おかわりを前提にした麺の量なので、さて替え玉を追加注文。
 店内告知によると、いろいろ指定できるようですが、
 ・やわらかめ 1分10秒
 ・普通 50秒
 ・硬め 30秒
 ・ばりかた 12秒
 ・はりがね 6秒
 ・粉おとし 2秒


 粉おとしに興味津々で迷いましたが、2秒ってほぼ生じゃないですか・・・。なのでばりかたにしましたけど、これでもかなり堅い。博多系の極細麺なので12秒でも茹であがっていて粉っぽさはないものの、自分にはこれで十分です。それにしても茹で時間2秒というのは興味がありますね。

 多摩地区で本格的な博多系のラーメンを味わえる貴重なお店です。


 5月25日(金)
 8日に引き続き今月末で閉店となる「らーめん 勇」へ。味噌・油そばはすでに終了していました。

 塩らーめん+味付玉子(800円+150円)。夜の来店は久しぶりで店主が作るラーメンを食べましたが、味付け・ダシともしっかりとしていて昼とは別物です。タレに風味をつけているのかな?

 初めてお店に訪問した時を思い出してしまいました。もう一度夜に行きたいです。


 5月24日(木)
 大門の「天虎」で、ラーメン・一三五(650円)。

 初めての人ならば何のことかよくわからないと思うが、出身である天鳳@六本木の「1.めんかたく 2.めんやわく 3.油こく 4.油うすく 5.しょっぱく 6.しょけうすく」でよく指定される1・3・5からきているが、その解説は書いていないです。

 油こさは感じないが、西山ラーメン@札幌の多加水熟成麺は思いっきり堅い。生茹ではないがこれは個人的には非常に微妙。

 スープはかなりしょっぱく、ノーマルのスープで感じたまろやかさを感じにくいなあ。

 さらに麺を硬くする「ばり三五」があるけれど、自分には無理ですね。次回はノーマルで。


 5月23日(水)
 最近早じまいが多い浅草橋の「中華そば 幸貴」、遅いランチで訪問。

 中華そば(600円)、今日は八角がいい感じで効いていて好きなスープ。チャーシューがいつもどおり秀逸です。

 手すきの際にご主人とちょっと会話した内容によると、コンスタントにお客さんが訪れて、閉店時間前に100食が売り切れてしまうことが多いのだそうです。


 5月22日(火)
 知り合いと日本橋or茅場町の「支那そば 八島」へ。

 キープ黄八丈を飲みつついつものつまみを堪能。特大有頭エビのニンニクソースがけに麺を投入。これ単体でもお店ができるかも。

 いつもながらの満足感でした。


 5月20日(土)
 中野でのイベントの腹ごなしに「中華そば 平凡」と思いきやお休み、「中華そば 青葉」は行列が多いし、カウンタの背後で待たれるのは嫌いなので数年ぶりに「菜華」へ。12時ごろでカウンタ10席はほぼ満席。

 しょうゆらーめん(600円)、強すぎない和風魚系のスープは食べやすい。麺は中太でしっかり。

 こんなにまとまりがあったっけ? 再訪問してもいいかな。


 5月17日(木)
 湯島の「天神下 大喜」、限定が狙いでしたが遅い来店になってしまい望み薄。が、しかしありましたよ! 冷やしとりそば!

 昨年のバージョンに比べると、強い主張はないですが褐色の粉末が降りかかり、なめこに加えてオクラが入ったことにより冷たいスープに粘性が加わっています。

 同行者のらーめんも味わいましたが、煮干したっぷりでこれまた満足。

 ここのメニューはどれをとってもはずさないですね。


 5月16日(水)
 代々木の「七重の味の店 めじろ」は久しぶり。

 煮干しらーめん(840円)、その名のとおり煮干しが効いていて、自家製麺との組み合わせはいいと思います。チャーシューが大きくて厚切りです。

 ただ個人的には、揚げネギは後半その風味が勝ってしまうのでいらないかな。

 (注)6月からは昼のみの営業になります。


 5月15日(火)
 九段下の「斑鳩」。以前は入店時に「いらっしゃいませー」をスタッフ全員で言っていたのがなくなり、落ち着いた雰囲気に変わりましたね。そのかわりに皆さん笑顔でラーメンを作っている。なかなかない光景です。

 塩本鰹らー麺(770円)。鰹節風味が強めに効いた豚骨塩は雑味がなく素直に食べ進めます。ノーマルのらーめんも醤油好きなので、両方ともお気に入りです。

 デザートの杏仁プリンは甘さ控えめで、女性には食べて頂きたいメニューです。(画像アップしました)


 5月12日(土)
 地元の「太公望」で濃い口正油(650円)、最近は玉子1/2を入れるようになったそうで見た目にも綺麗になりました、って値段据え置きなので実質的には値下げじゃないですか、いいのかなあ。

 いわいる魚粉ぶち込み系ですがベースのスープが主張しているので嫌味がないです。

 塩には丼の淵に柚子胡椒が付くようになり、この濃い口正油には卓上の山椒を入れるのがお店のお勧め。最初はそのままのベーシックなスープで食べ進み、後半に入れてみると、なるほどまた違った味わいになって二度楽しめます。

 感覚としては、鰻丼に山椒をふりかけてさっぱりさせるのと似ているのかもしれません。


 5月10日(木)
 知り合いらとGW休み明けの日本橋or茅場町の「支那そば 八島」へ。ご主人のご厚意によりお土産をいろいろ。さすが本場ものは違いますね。

 いつもの冷やしトマト・ピータン・砂肝山椒煮・豚肉のニンニクソースがけ・家常豆腐・油淋鶏で堪能しつつキープ黄八丈が進みます。

 中でも特大有頭エビのニンニクソースがけは何度食べても秀逸です、残ったソースに麺を絡めた蝦葫伴麺はたまりません。


 5月9日(水)
 五反田の「つけそば 麺彩房 五反田店」へ。「蕎麦 なかむら」→昨年7月に「麺ダイニング 壽庵(じゅあん)」になり、その跡地に3月にオープンしたお店です。

 前のお店も大成食品系でしたが、その関係はよくわかりません。店内はほとんど前店のままで、以前は 芋・麦・米・黒糖・泡盛・梅酒などがずらりと並んでいた棚がからっぽなのが寂しい限り。

 店名の冠に“つけそば”とありますが、専門店ではなく中華そばもあります。つけそばは1玉(200g)・1.5玉・2玉までは均一料金で、中華そばも1玉(170g)・1.5玉は同じ値段というのは良心的ですね。麺をガッツリ食べたい人には向いているのかも。

 中華そば・並(650円)、極めて和風魚系、それも節系が強く効いたまろやかさのある醤油スープです。ただ、中太の麺と合わせて食べている分にはいいのですが、スープ単体では味付けがややしょっぱいなあ。

 同行者のつけそばの麺は太麺でツルッとした食感です。酸味・辛味を控えめにしたつけ汁は食べやすい。ただ麺としては以前のお店の平打ちの方が好きかな。

 前店の焼酎やつまみ類のラインナップに比べると、餃子もなくてほぼ麺オンリーになってしまい、どうしてもフックが弱くなってしまいます。


 5月8日(火)
 新橋の「らーめん 勇」は、ご主人の体力的な問題で5月末で閉店になってしまいます。

 ここに初めて行ったのが97年で、その当時はがんこ十代目でした。その後、01年にがんこ系列を離れて独立と同時に勇に店名変更。数度塗り替えましたが今でも真っ黒な壁は変わっていません。

 中華そば・アッサリ+味付け玉子(750円+150円)、初めて食べた時のしょっぱーい味とは異なり穏やかになり、ダシの風味も控えめになってしまったのは個人的に残念で、以前の味が食べられないとわかってはいるのですが、なぜか来てしまいます。今日は生姜が強めに効いていました。味付け玉子は150円と他店に比べて高いですが、3Lぐらい?の大振りで、黄身が2個入りの二黄卵。

 新橋駅から上って降りて上って降りる変わった歩道橋を何回行き来してきたことか。閉店してしまうのはさみしい限りです。


 5月6日(日)
 立川のラーメンスクエアの7店のうち、3月で宮崎が本店の「風来軒」・味噌ラーメンがウリの「白樺山荘」・タレントの河相我聞の「我聞」の3店が終了し、4月から「麺や優」「俺とかっぱ」「でびっと」に入れ替わりました。

 ほんとは第二回ラーメントライアウト優勝の「麺や優」が第一候補だったのですが10人ほどの行列があり、次の用事が迫っていたので今日はあきらめ ることに。施設オープン当初からの「いちや」「我流風」は数人の待ちと安定しているようです。「三代目けいすけ」「凪」は待ちなしで、「でびっと」が 一番空いていましたが、中延・大和とも食べているからパスして「俺とかっぱ」にしてみました。

 しかし変わった店名ですね。なんでも店主と一緒にやっている人のあだ名がカッパだからということですが、ラーメン店で働いていた経験に加えて飲食業のプロデュースをやっていたこともあり、麺箱を使った店内のディスプレイなどは面白い演出です。

 メニューは、激元気ラーメン・激元気つけ麺と正油ラーメンがベース。初来店では一番安いメニューを食べることにしているので、正油にしてみました。

 チャーシューではなく生姜焼き風の豚肉と、多めのモヤシ・キャベツがトッピングされています。野菜の量を除いては見た目は徳島ラーメンのようですが味わいは異なり、さらっりとした茶濁スープは豚骨・鶏ガラが良く出ている醤油ベース。麺は太めの平打ちで、硬めの茹で上げでスープとの組み合わせはいいです。(麺箱からすると中西食品でしょう)

 経験店である桂花の雰囲気が垣間見られるのはもう一つの激元気ラーメンなんでしょうね。正油ラーメンには褐色の油は見あたらず、またその風味は皆無でした。

 このラーメン一言で表現すると、焼き肉定食をご飯なしで、ラーメンのみで表現するとこうなりましたー、って感じでしょうか。他店では味わえない独創的なラーメンながら、決して際物ではないのところが気に入りました。


 5月5日(土)
 昨日に引き続き福生の「らーめん 雫」で、鶏と魚介の雫(650円)。このメニューには卓上の調味料は胡椒のみになっています。

 塩とは印象がかなり異なり、海老風味たっぷりの醤油スープです。ベースの上品な鶏が隠れてしまうのは仕方ないですが、これはこれで充分に楽しめます。

 モッチリとした平打ち太麺は塩と同じですが、どちらにも合います。


 5月4日(金)
 福生の「らーめん 雫」は曜日によってメニューが異なり、火木土は醤油を、水金は塩を提供していて、圧倒的に塩の経験が少ないので行ってみました。

 鶏の雫(650円)、表面の油は皆無で、鶏主体のスープはとろみがあってポタージュのよう。化学調味料未使用ながら、しっかりとした鶏風味が主張してきます。

 鶏ベースではごく最近食べた「臥龍」@三軒茶屋の軍鶏白湯麺がありますが、それとは全く方向性が異なり、作り手が違うと同じコンセプトでもここまで異なるのかと。まあ、それが食べ歩きの楽しみでもあるんですけどね。

 で、卓上に目を移すと、化学調味料を置いてあります。ラーメンには胡椒を含めて調味料はめったに入れないんですけど、化学調味料未使用のお店なのにあえて化学調味料を置いているって珍しいじゃないですか。三分の二ほど食べ進んだところで試してみました。耳かき状のサジで少量だけ。

 すると・・・ 全く味が違うじゃないですかー! むしろ一般的に食べやすい方向にシフトしています。化学調味料独特のまとわり感が嫌いな人にはお勧めしませんが、なし/ありの違いを試してみる価値はあると思います。

 ちなみに化学調味料は、火木土の醤油(鶏と魚介の雫)にはなくて、水金の塩のみの提供となっています。

(ご注意)
8日(火)・9日(水)は臨時休業ですので、お気をつけ下さい。



 5月3日(木)
 店内で製麺をするようになり、本格的な自家製麺になった平和島の「ラーメン 髭」へ。

 サッポロで喉の渇きをいやしてから、油そば(700円)。

 麺そのものを楽しむには持ってつけのメニューです。以前に比べるとボソッとした独特の食感から滑らかな麺にややシフトしましたが、歯ごたえ充分の太麺はこれはこれで全然ありです。好みが分かれるかも知れませんが、個人的にはこれでいいのでは?

 夏に向かって新メニューがあれば、より一層楽しめますね。