10月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2012年10月分】
今月の実食数 ラーメン 25 (新規店 10)
蕎麦 2 路麺 12 うどん 0
今年の実食数 ラーメン 165 (新規店 58)
蕎麦 9 路麺 31 うどん 17

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(2杯)
いぬい
【おいしかった】
(23杯)
ORAGA NOODLESき楽愛宕さいころ 秋川(2杯)、
香味屋塩元帥THANK油や魁力屋特一富屋
おおぜき中華そば店ふうみどうむらさき山南木商店
匠海福輪家博多風龍 新橋風龍.MAX 新橋多摩利屋
もぐや 新橋きみはん 五反田
【まあまあかな】
(0杯)
     


 10月30日(火)
五反田の「江戸前煮干中華そば きみはん」へ。「つけめん TETSU」のセカンドブランドとして、根岸に次ぐ2店目で昨年オープンしたのは知っていたのだが、この場所にあった歴代のお店の印象がイマイチで足が向かなかった。落ち着いて継続営業しているようなので、初訪問となった次第。

ラーメンが醤油と塩に、つけ麺のラインアップ。
江戸前煮干味玉中華そば 醤油(800円)、魚介系の中では煮干しが最も強く、鰹節の風味も出ていて、動物系のダシは弱め。まろやかさのある醤油味。
麺は細めの縮れ麺。やや加水が多めで、適度な硬さの茹で方で歯切れが良い。やや伸びやすいか。

訪問中は適度にお客さんが訪れ、ほとんどの人が半チャーハンがつく「お得なセット(+280円)」をオーダーしている。なるほど、半チャーハンでも注文の都度、中華鍋で手早く調理している。醤油色をした焼きめしっぽくて美味しそうだったので、次回はそれにしてみよう。


 10月29日(月)
「ら〜麺 もぐや 新橋店」は8月に、元・「日吉」の跡地にオープンし、本店の亀有の評判が高いことから行ってみたかったのだが、夕方までの営業であきらめていた。が、ネットで夜の営業が始まっていることを知り、訪問してみた。
醤油・塩と担担麺風のもぐめんに、つけ麺・和え麺と幅広いラインアップ。

醤油らーめん+味付け玉子(690円+100円)
やや濁りのあるスープは、煮干し・節系のはっきりとした輪郭があり、奥に鶏の動物系を感じる。和風魚系が強めながら強すぎず、後半までバランスを保つ。溜まり醤油のような香ばしい風味と甘味が好み。ただ、後半はやや濃いか。
麺は中細・短めで、軽くウェーブがかかっている。やや加水が多めで、モチッとした食感がありつつ歯切れが良い。

塩もぜひとも食べたい、そう思わせるフックの強い一杯。


 10月28日(日)
八王子駅南口にあるラーメン店を目指していたのだが、旧・そごうのリニューアルオープンで、駅近くだけでなく離れたパーキングも満車で車を停められず。

なので、ちょっと足を伸ばして、片倉駅近くの「多摩利屋」へかなり久しぶりの訪問。メニューに若干の変更があるものの基本は同じ。外観や店内は以前の雰囲気。加えて、お店のかたも以前と同じでとても懐かしい。

塩らーめん(500円)、突出した香りはないものの、ダシのバランスの良さと、濃くない味付けでゴクゴク飲めるスープには丁寧さを感じる。麺は中細の強い縮れ麺。硬すぎず、優しいスープとのマッチングが良い。

ホッとする一杯だった。


 10月27日(土)
久しぶりに福生の「いぬい」へ。ご家族連れ待ちで10分ほどで着席、出てくるまで15分ほどと、いつものここならではの時間が過ぎていくものの、慣れでしょうか、長くは感じない。

並・チャーシュー(500円+200円)
他店では味わえない旨味が凝縮されたスープに、柔らかい麺の組み合わせはホッとする一杯。


 10月23日(火)
ちょっと飲んだ後に、今月オープンした「博多風龍 新橋店」へ。ラーメンが500円で替玉2玉まで無料というのは、至近の「風龍.MAX」に比べれば100円安く、同じく至近の「一蘭」に至ってはラーメンが290円、替玉1玉が160円安いという驚きの価格設定だ。

とんこつラーメン(500円)、白濁のスープは豚骨主体で、見た目よりは薄めで、豚骨の染み出方は濃厚過ぎなく、むしろさっぱりとしている。味付けはやや濃い。



風龍ってこんな味だっけ?と、「風龍.MAX 新橋店」へ(笑)

とんこつラーメン(600円)、見た目はとても良く似ているけど、こちらの方が豚骨が濃くて満足度が高い。
個人的には食べるなら、100円高くてもこちらです。


 10月21日(日)
先月、市内で移転した「福輪家」へ。基本は移転前と同じく野菜ラーメンを軸にしたラインアップ。平日のみ提供の博多ラーメンも通常メニューになった。しばらく行ってなかったが、つけ麺なんてあったっけ?

塩野菜らーめん(700円)、白濁したスープは鶏ベースだろう。まろやかさのある塩味で、レモンを絞るとよりさっぱりさが広がる。量が多めの野菜の炒め風味と、レンゲに入れられたエビ油と鰹節の香ばしさがアクセントになっている。野菜は熱々だが、スープはそれに比べると温度が高くないのが難点か。

麺は中太で軽くウェーブがかかっている。表面が滑らかで、適度な歯応えがあり、スープとの相性が良い。

麺の分量は普通だが、野菜の量が多めなのでボリューム感があるし、休日でもランチタイムはご飯が無料という割安感もあり、小さな子供を連れた家族が多かった。小上がりがメインで、子供用の椅子が用意されていることもあり、立ち寄りやすいのだろう。


一点気になったのは行列時の待ち方。店頭での告知・案内はないので、お店に入ってすぐの用紙に名前と人数を記入するようになっていることには気づかない。さすがに順番を飛ばすお客さんはいなかったけど、お店が定めたルールならば、しっかりとした案内があるべき。

訪問したのは2時前とランチタイムを少しはずした時間帯にもかかわらず、1組待ちという繁盛ぶり。以前に比べて目立ちますからね。移転して結果的には良かったのだろう。睦橋通りにはラーメン店が急に増えたが、お互いが切磋琢磨してレベルアップしていただければと願う。


 10月20日(土)
会議室に情報をいただいた「麺や 匠海(たくみ)」へ。睦橋通り・雨間のシャトレーゼの至近、古くは「味千ラーメン」「白河藩」(は隣りだったが)があったテナントで、ラーメン店は久しい。

ラーメン(630円)、透明感のあるスープは突出した香りはないものの、じわりとした奥深い旨味がある。白醤油の独特の甘味があり、まろやかな味わい。合わせる麺は細麺で、相性は良いと思う。

つけ麺 小(650円)、基本はラーメンと同じ系統で、最近の濃厚なつけ汁とは一線を画すすっきりとしたもの。麺は『ロースト小麦の乱切り麺』と称する太麺平打ちで、縮れというよりもヨリが入っているタイプ。粒々が練り込まれていて、モチッとした食感がいい感じ。

インパクトを求める人には合わないかもしれないほど、最近のトレンドとは真逆とも言える面白いラーメンだ。
でも、卓上に魚粉を置くぐらいなら、その香りでよりスープに厚みを持たせたほうがいいのではないだろうか。


 10月19日(金)
ランチは久々に三田へ。「ますたにラーメン」は20人ほど、「らぁめん 丸」「天空」はそれぞれ10人ほどの行列があり、昼休みには厳しいのでパスして「むらさき山」へ。こちらも5人ほど並んでいるが、席数が多いので比較的短めに着席できる。

味玉そば(800円)、茶濁のスープは動物系・和風魚系の香りと、表面の揚げネギの香りが混じり合って食が進む。以前より醤油の輪郭がはっきりしたように思えた。少加水でサクッとした歯切れの良い麺も好きだ。

待ちのお客さんのさばき方が上手で、そのホスピタリティが味にもプラスになっていると思う。



夜は立川のたま館へ。今月リニューアルしてお店がほぼ入れ替わった。食べてみたかった「とんこつらあめん 南木商店」へ。スープは同じでラーメンと味噌ラーメンがある。麺は細麺・ちぢれ麺があり、硬さを指定するようになっている。

とんこつ味玉らあめん・細麺・かため(750円)、豚骨ベースにマー油を加えた香ばしさがあり、やや粘性があり濃厚なスープ。若干の甘味がある醤油味で、背油が浮き全体的にコッテリとしている。麺は極細ストレートで、硬めでポキポキ感があり、博多ラーメンのよう。

熊本のスープと、博多の麺を合体させたようなラーメン。卓上の調味料が多いので、味の変化がいろいろと楽しめるのはマル。
ランチには、味玉半分などが追加されたラーメンと、各種ご飯のセットが700円で食べられるのはお値打ちだ。


 10月18日(木)
国分寺の「中華そば ふうみどう -FUMIDO-」へ、先週末から提供されている塩そば狙いで。

味玉塩そば(750円)、中華そばと同じように和風魚系がたっぷりと染み出たスープに、シャープさのある塩味の組み合わせ。突出した風味はないものの、じわりと滋味深く、最初から最後までそれが持続する。
麺は同じく少加水ながら、全粒粉のように粒が練り込まれている。サクッとした軽快な歯応えが楽しい。

中華そばがお気に入りだったので塩も期待していたのですが、予想以上の満足感でした。
新メニューでカレーつけ麺もあったので、そちらも気になるところ。


 10月17日(水)
夜に福生の「らーめん 煙」に行ってみたら、白・黒とチャーシュー・替え玉のみで、残念ながらほかのトッピングやご飯類も売り切れ。

くろいぶし(680円)、溜まり醤油と薫香の混じり合った独特の風味はここならでは。サクッとした歯応えの細麺はスープに良く合っている。でろーんとしたチャーシューは直前にフライパンで炒めているので、その香ばしさも好きだ。

替え玉をするには麺の量が重いのでパス。濃いスープとご飯を食べたかったなあ。
定期的に限定メニューをメルマガで配信していて、最近食べていないので、また行きます。


 10月16日(火)
「肉煮干し中華そば さいころ あきるの店」で未食の中華そば 味噌+とろーり味玉(700円+100円)

味噌より煮干しが勝っているほど強めに効いている。味噌に負けないほどの煮干しが効いているのは珍しい。ただ、後半は苦味が気になってくる。

麺は中華そばと同じで、モチッとした食感は秀逸。個人的には煮干しが強すぎるのかもしれない。次回は油そばかな。


 10月15日(月)
今月オープンした恵比寿の「おおぜき中華そば店」へ。「づゅる麺 豚あじ 恵比寿神社前」からの独立とのこと。

中華そば・にぼしそば・白湯そばにつけ麺が二種というメニュー構成で、初訪問なので中華そば+味玉(750円+100円)
透明感のある褐色のスープは、動物系よりも煮干しや節系の魚介の風味がたっぷり。魚介系のクセが若干出ているので、好みが分かれるかも。
麺は細麺のほぼストレート。低加水のようで、硬めの茹で上げ。サクッとした歯応えがあり、後半もダレてこない。

それぞれのパーツは美味しいのだが、まだ一体感が十分出きっていなくて粗削りの印象。
にぼしそばはこれよりもクセが強いのだろうか? ならば次回は白湯そばか?


 10月14日(日)
地元の「特一富屋」で醤油ラーメン(650円)

豚骨に鯖節などの魚介を加えた濃厚な旭川ラーメン。初めて食べた時はやや違和感があったものの、食べ慣れたので、逆にこのくらいのガツン度がないと物足りなく感じてしまう。
麺は旭川直送の低加水縮れ麺で、ボソッとした食感。スープをよく吸うので、後半は印象が変わってくるのが面白い。

一時期は首都圏にも多くのお店があった旭川ラーメンだが、今では貴重な存在になってしまった。個人的に好きなご当地ラーメンなのでとても残念だ。


 10月11日(木)
「魁力屋 武蔵村山店」で、いわゆる半チャンラーメンである焼きめしセット(880円)

スープの表面には背油が多めに浮き、見た目よりこってりせずにまろやかさがある。味付けは醤油ベースで、濃さはちょうど良い。唐辛子を多くすると、三層のスープが有名なラーメンに似ているかもしれない。
チャーハンはパラッとしているが、やや炒め油が多いか。

セットメニュー・定食が豊富でお子様メニューもあることから、家族連れで繁盛しているようだ。


 10月10日(水)
新橋の「油そば専門店 油や」へ初訪問。店名どおり油そばのみのメニュー構成。

油そば・並+温泉玉子(680円+100円)
茹で上げの温かい麺に、丼の底にたまった醤油ベースのタレをよく混ぜてから食べる。太麺縮れのモチッとした食感の麺に、適度な濃さの味付けのタレが絡まってくる。後半に温泉玉子を割ると、まろやかさがアップ。

麺の量は並で250gだそうだが茹で上げの重量だろうか、少なく感じた。トッピングをいろいろ試したくなる一杯。


 10月9日(火)
大門の「鶏ポタラーメン THANK」は久しぶり。

塩玉ラーメンの中間的な濃度のとろりを(780円)、ぽてりよりもとろみがないものの、味・風味の差はあまりない。食べはじめは味が薄く感じられるが、その分、 鶏の風味に野菜の甘さが加わった独特のスープを堪能できる。

後半に適度な塩分に感じてくるのは、とても好み。


 10月8日(月・祝)
立川ラーメンスクエアに先日オープンした「大阪 塩元帥」へ。大阪を中心に関西で「醤油処 総大醤」や「塩処 塩元帥」を展開、関東初進出。入り口のPOPには、「無化調、無添加の天然自然ラーメン」とある。

メニューは一種類のみで、天然塩ラーメン(750円)に半熟味付け玉子(100円)を。
動物系清湯スープがベースで、鶏の香りは表面の油からのものか。化学調味料未使用ならではのスッキリさとしたスープに仕上がっており、まろやかさよりもシャープさ重視の自然塩を使用した塩味。
麺は平打ちのほぼストレートで、加水が高いタイプ。表面が滑らかで適度な歯応えがある。


後半は個人的にはやや塩が濃く感じたものの、レベルの高い一杯だった。
ラーメン集合施設だから、今後メニューの種類が増えるだろうから、そちらも楽しみ。


 10月7日(日)
高尾の「醤油らぁめん専門店 香味屋」は2年ぶり。14時過ぎで2組待ちと繁盛しているようだ。街道沿いに移転して良かったのかも。

メニューの種類も値段も変わらず、半ライスが追加になっただけ。らぁめん(500円)、見た目、正しい八王子系ラーメン。表面に輝く細かな油が香ばしく、食欲をそそる。麺はやや硬めの茹で加減で、全体的な安定感が抜群にいい。

今後もメニューを増やすことなく、このまま進んで欲しい限りです。


 10月6日(土)
「肉煮干し中華そば さいころ あきるの店」で未食の背油煮干しラーメン(680円)、コインPの駐車券を持参したのでトッピング無料とのことで、とろーり味玉をお願い。

中華そばと同じく煮干しが強く効いたスープだが、背脂が加わることによってまろやかになっている印象。麺も中華そばと同じ。自家製のモチッとした食感があり、スープと良く合っている。

新メニューも加わったので、それも食べに行かねば。


 10月4日(木)
新橋の「京鰹節つけ麺 愛宕」は開店当時に行ったっきりなので4年ぶり。以前は昼は鶏味、夜は豚味のみだったが、両方を提供するようになった。

京鰹節と鶏味であるらー麺・中盛+ごまたまご(700円+100円)、濃いめで透明感のあるスープは鰹節・鶏の風味はそれほど強くなく、すっきりとしている。醤油ベースの味付けで甘め。後半は甘ったるく感じてくるのは好みが分かれるか。
麺は細麺ストレートで加水が低く、硬めの茹で上げ。サクッとした歯切れは好みだ。

うまくまとまった一杯だと思う。以前食べた豚味も食べてみたい。


 10月3日(水)
久しぶりに巣鴨の「Japanese Soba Noodles 蔦」へ。塩そば・味噌そば・蔦そばが新たに加わっていたものの、以前からあって未食の醤油そば+味玉(750円+100円)

透明感のあるスープは、ダシよりもまずは生醤油のフレッシュな香りがガツンと主張する。食べ進むと奥から魚介系のダシと表面の油の香ばしさが表れてくる。
細めのほぼストレート麺は硬めの茹で上げで、歯切れが良く、麺そのものに味わいがある。

難なく完食・完飲。まだまだ引き出しがあるのでは?
ほかのメニューももちろん試してみたいが、醤油そばがあまりにも好みだったので、次回は迷うかもしれない。


 10月1日(月)
先日に引き続き「麺恋処 き楽」へ。

辛味噌担担麺(880円)、味噌をベースにラー油の辛さで仕上げたスープ。味が複雑なので、スープ本来の風味はわかりずらいものの、料理としての完成度は高い。

店内は落ち着いていて、ゆっくりと飲んでみたい雰囲気です。



五反田の「ORAGA NOODLES」は、「おらが」@新橋が2011/3/4に移転して店名を変更してオープン。

味玉らーめん(800円)、いわゆる魚介系豚骨醤油で、特に煮干しの風味が強めで、刻みタマネギと柚子の香りがうまくマッチしている。表面の油がほとんどないので、見た目よりもスッキリとしている。

以前よりも輪郭がはっきりして、わかりやすい味になっています。