Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2007年12月分】
今月の実食数 ラーメン 24 (新規店 9)
蕎麦 1 路麺 0 うどん 5
今年の実食数 ラーメン 205 (新規店 63)
蕎麦 33 路麺 12 うどん 31

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(6杯)
八島共楽幸貴(2杯)、七彩臥龍太公望
【おいしかった】
(17杯)
磯崎マーちゃん家初代けいすけ(2杯)、
骨豚亭東興飯店一風堂 銀座
彩と菜TETSU 品達大ちゃん
きらら(2杯)、にゃみ石川屋ばんから 立川
美豚 あきる野
【まあまあかな】
(0杯)
      


 12月31日(月)
 食べ納めは地元の「太公望」へ。年末休みが多い中、今日の15時までの営業ということもあるんでしょうか。満席で待ちがありました。席が飛び飛びに空いたとたんにお客さん自ら横にシフトいただき、5分ほどで着席できました。自然にそんなことが展開される、ほんわかと温かいお店です。

 醤油ラーメン(650円)、ほんのりと和風が香り化学調味料を使用していない優しい醤油スープはさすが。中太縮れのプリプリとした食感の麺がよく合っています。フレッシュなチャーシューが秀逸。相変わらずの満足度でした。


 【年末年始の営業】
  年末 12月31日(月) 15時まで
  年始 1月4日(金) 11時から営業



 12月30日(日)
 22日に地元にオープンした「美豚 あきる野店」へ。メニューは福生(熊川)と同様のラインナップで、営業時間が違う程度です。(営業時間は延長予定とのこと)

 つけ麺は豚骨魚介系の濃厚なつけ汁に、ぎっしりと詰まった密度の濃い太麺と、食べ応えがあります。また、ラーメンは豚骨魚介系スープでガッツリとしています。どちらもファンが多いと思います。


 12月29日(土)
 「ばんから 立川店」は初。池袋に本店があり、新宿などに支店がいくつかありますがどれも未訪問。豚骨醤油・豚骨白湯とつけ麺を中心としたラインナップです。

 豚骨醤油である、ばんから+煮玉子(580円+100円)、大きめの背脂と透明な油が層になり、油の風味の香ばしさが特徴的です。豚骨の臭さは皆無で、濃くない味付けの醤油味。

 卓上に生にんにくとガーリックプレスが用意されていて無料。途中から搾り入れるとスープの表情が変わって面白いです。

 ただ、ご年配に後半はキツイかも・・・。


 12月28日(金)
 五反田の「九州大牟田柳屋ラーメン きらら」で未食の味噌とんこつらーめん。

 ベースは同じく豚骨でしょうが、味噌を煮込んで粘性があるスープになっています。麺は極細ではなく中太の縮れ麺になります。油は少ないものの、スープのガツン度が高く、なかなか面白いラーメンでした。



 夜は三軒茶屋の「臥龍」へ。ハートランドとオススメの芋焼酎を飲んでまったり。来るたびに少しずつ新種の焼酎があるのも楽しみの一つです。

 〆に軍鶏白湯麺。濃厚ながら油が少なく、飲んだ後でも食べやすい。かといって物足りなさはなく奥深い白湯スープがお気に入りです。

 【年末年始の営業】
  年末 12月29日(土) 夜まで
  年始 1月6日(日) 昼から営業



 12月24日(月・祝)
 熱海に遊びに行ったついでに「石川屋」へ。創業55年の老舗なのだとか。ラーメンを中心に中華系のメニューもありますが、オムライスが有名らしいのでそれもいただきました。

 透明感のある醤油スープにはナルトと小さな海苔が浮き、郷愁さえ感じます。鶏ガラベースの昔ながらの支那そばで優しい味わいです。麺は極細のストレート。後半はダレてきますが、それもまた一興。

 一方のオムライスは、フワッとしたトロトロの半熟状の玉子でチキンライスが閉じられています。かかっているのはソースとケチャップで、こちらも懐かしさを感じる味でした。

 観光地のお店ではなく地元の方から愛されているようなお店でした。


 12月23日(日)
 都立家政の「麺や 七彩」でちょっとしたお遊びのラーメンをいただきました。再現度が高い。ここのご主人は料理人ですね。改めて認識しました。

 鶏白湯つけ麺のつけだれが醤油味もチョイスできるようになり、より楽しみが増えました。

 来年も何度も足を運びたいと思います。

 【年末年始の営業】
  年末 12月30日(日)まで
  年始 1月4日(金)から営業



 12月22日(土)
 浅草橋の「中華そば 幸貴」は28日までの営業で、たぶん今年最後の訪問。ほんとはもっと頻繁に通ってみたいのですが、最近は夜の営業をしていないので足が遠のいており、年末の挨拶には行っておかねば。

 チャーシューと竹の子をつまみに赤を堪能したあとは、中華そば(600円)。煮干しの和風が染み出たいつもながらの味に満足でした。

 【年末年始の営業】
  年末 12月29日(土)まで
  年始 1月7日(月)から営業





 立川ラーメンスクエアの「麺屋 にゃみ」で未食の喜多方そば(680円)。

 透明な醤油スープは和風が香り、喜多方風の麺がまたいい。喜多方ラーメンのど真ん中ではありませんが、じわじわと楽しむことができました。


 12月19日(水)
 昼は五反田の「九州大牟田柳屋ラーメン きらら」へ。一番多く食べているベーシックな白柳ラーメン、実は醤油味でも食べられるとのことで、醤油味を指定。

 いつもながらの豚骨ベースで麺も同じ。違いがあまりわからなかった(笑)



 先日に引き続き品達の「初代けいすけ」へ。味噌をベースにラーメン・つけ麺を組み立てている中では異例のメニューで、気になっていたゆずの香りの塩ラーメン(680円)。

 透明感のある塩スープで油が多め。柚子の皮とともに褐色の粉が少量浮いていて、柚子の風味が強めに効きながらさっぱりとしておりシャープさを持ち合わせています。中太麺はモチッとした食感で、味噌と同じでしょうか。

 味噌と全く異なるラーメンを提供しています。奥深さが感じられました。


 12月18日(火)
 新橋の「麺 大ちゃん」にて、金沢直送の甘エビ刺身や限定の香箱蟹(せこがに)をつまみながら飲んですっかり良い気分。

 〆にえびワンタン塩らーめん(950円)、甘エビから染み出た塩味のスープに、海老ワンタンのコラボの優しい一杯は、ガッツリさはないながらもジワジワと押し寄せて来る味わいはここならでは。

 飲んだ後でも食べやすいと思います。


 12月17日(月)
 西新宿の「麺屋 翔」は以前は「池袋ひかり町ラーメン名作座」にあったものの未訪問で、名作座のクローズに伴い閉店。ほぼ1年のインターバルをおいて今年4月にオープンしたお店です。

 メニューは、塩・つけ麺・中華そばの順にあるので、塩そば(700円)を。大盛りは無料のはたくさん麺を食べたい人にはうれしい配慮ですね。

 和風魚系が香る透明感のあるスープは、甘みもありまろやか。麺は白っぽくほぼストレートで、組み合わせはよく考えられていると思います。チャーシューはバラ肉で小ぶりながら2枚、しっかりとした味付けで充分に炙ってあり香ばしいのが特徴的ですね。

 ネギは白い部分は白髪状で、緑の部分は揚げた二種類を使用し、メンマは穂先メンマを使用するなど、工夫が垣間見られる一杯でした。



 品川の品達の「つけめん TETSU」へ。「初代けいすけ」と同様に12月1日から入れ替えで入店し、本店は西日暮里にあり人気店ながら未訪問です。20時頃で品達の中では一番行列が多いようでした。つけ麺が有名で、ラーメン(煮干しそば)もあります。

 煮干しが大好きなので煮干しそば(700円)、鍋で都度加熱しているので熱々のスープには多めの油が浮いており、最初から最後までガツンと強い煮干しの風味が持続します。

 ウェーブがかかった細めの麺は透明感があり硬めでスープに負けていないのはいいですね。バラ肉ロールチャーシューは周囲をバーナーで炙ってあるものの、焦がし風味がもう少し強くてもいいかな。


 12月16日(日)
 東中神の「彩と菜」へ。広めの店内にはジャズやボサノバが静かに流れ、お洒落でゆったりとした造りになっています。家族連れはもちろん、小さなお子さんがいても4人までなら大丈夫でしょう。

 メニューはタンメンとラーメンをベースにしています。
 ここら辺で“タンメン”と言うと、今はなき地元密着系のタンメン専門店があったこともあって、ご年配にも親しみやすいのでしょうか。年齢層が幅広いのが特徴です。

 台湾たんめん(787円)は、白菜、モヤシ、青菜(江戸菜というのだそうだ)、豚バラ肉を炒めた具がトッピングされて、糸唐辛子の赤が見た目のアクセントになっています。

 動物系のダシそのものよりも、ゴマ油で炒めた風味と野菜の甘さ、加えて伊豆大島海底230mから採れる深層海塩のまろやかなコンビネーションさで印象的に仕上がっています。熟成麺は中太で白っぽい縮れで、硬めではなく後半はややダレ気味になるものの違和感はないです。

 ラーメン(お店では「らうめん」と表記)もつまみましたが、奥深さのあるお店ですね。
 夜のメニューも気になるところです。



(余談)
 お店は東中神の商店街である「くじらロード」にあり、お会計時に福引き券を1枚頂きましたので、さっそく至近の抽選所でガラガラ〜と回すと白玉。

 はずれか・・・と思いきや、何と1等だそうで、「カラン〜 カラン〜」という鐘とともに結構な品を頂きました。ありがとうございました!


 12月15日(土)
 浅草橋の「中華そば 幸貴」、平日は昼のみの営業となってしまい、敷居が高くなったこともありすっかりとご無沙汰していました。土曜日の昼は月に2・3回営業するので行ってみました。

 中華そば(600円)、懐かしさを感じる醤油スープの中に八角を感じる独特の醤油スープで、スルスルと食べ進めます。噛みしめるタイプのチャーシューもいい。

 前々日に似たようなラーメンを食べましたが、今や独自路線と言っていいのではないでしょうか。
 早く夜の営業を再開して頂き、赤でまったりしたいものです・・・。


 12月13日(木)
 東銀座の「中華そば 共楽」でお気に入りの竹の子そば(700円)、しっかりと醤油に煮込まれて味が染みた細いメンマ(お店では竹の子)が好きなんです。スープにも良く合います。

 今日のスープは和風が強めに出て、チャーシューは硬すぎず噛みしめるとジュワと旨味が広がるタイプ。久々に両方とも満足度が高いヒット作でした!

 一定範囲でバラツキがあるのも食べ歩きの楽しみでもあります。


 12月11日(火)
 「博多一風堂 銀座店」では11月20日から都内の他店に先行して、メニューをリニューアルして提供しているということで行ってみました。
 お気に入りの、赤丸新味改め赤丸かさね味(850円)。一見高いように思えますが、ランチメニューのラーメン+餃子5個+ごはん(お替わり可)でも同じ価格というのは太っ腹でしょう。ましてランチタイムは11〜17時までと提供時間が長いのはうれしい限りです。
 という、激しいリニューアル度合いで、より満足度が高まりました。もう一度食べてみたい気持ちと、白丸も食べてみなければならないという気持ちが半分半分です。



 夜は日本橋 or 茅場町の「支那そば 八島」に行くとなぜか混んでいました。

 手すきになるタイミングでつまみをいろいろ頂きながらキープ黄八丈を飲んでまったりー。
 〆にメニューにはない麺を食べたのですが、正式メニューでもぜんぜんいけると思います、値段は張るでしょうけどね。


 12月10日(月)
 品川の「東興飯店」で先月に引き続きもう一度タンタンメン(750円)。

 モヤシ・キャベツ・ニラ・人参とバラ肉が高温の油で炒められていて、店内にその香ばしい香りが充満していて、丼からもその風味を前面に感じます。

 赤いスープは見た目よりはゴマ風味と辛さは控えめで、辛さが苦手の自分でも食べやすいのはマル。


 12月9日(日)
 久しぶりに小作の「骨豚亭」へ。たまたま昨日・今日と限定メニューである【骨豚亭のナイショ話】があったのでそれにしてみました。

 骨豚流ソーキそば(800円)、臭みが皆無の白濁スープに、見た目、うどんに近い自家製の太麺は硬すぎずに滑らかで、その組み合わせが絶妙ですね。

 沖縄そばのソーキは、本来は豚のあばら肉で骨付きが多いのですが、ここでは特大で分厚い肉です。長時間煮込んであるだけでなくローストしてあるので、柔らかさと香ばしさが両立しています。ボリュームたっぷりで満足感がありました。

 ドンピシャの沖縄そばとは違いますが、メニューの名のとおりここらしい味でした。


 【12月(次回)の骨豚亭のナイショ話】
  12月22日(土)〜24日(月・祝) 骨豚亭ちゃんぽん(800円)

 【年末年始の営業】
  年末 12月30日(日) 20時まで
  年始 1月6日(日)から通常営業



 12月6日(木)
 品川のラーメン集合施設の品達では11月21日で2店が閉店し、新たな2店が12月1日にオープンしたので行ってみました。「蔵六」の跡地の「つけめん TETSU」は10人以上の行列。遅い夕食となりお腹が減っていたこともあり、「くじら軒」の跡に出店した「初代けいすけ」へ。こちらは2・3人の待ちですんなりと着席できました。

 本店は本郷にあり、「二代目海老そばけいすけ」が高田馬場にあります。すでに閉店してしまいましたが、以前は立川のラーメンスクエアに「三代目けいすけ」がありました。お店ならではの黒みそラーメンとつけ麺だけでなく、塩ラーメンもあります。

 初回なのでオーソドックスに黒みそラーメン+味付半熟玉子(730円+100円)、7種類の味噌に竹炭を混ぜ、熟成させて作る真っ黒な味噌は見た目はそそる様相ではないものの、玉葱と挽肉を炒めて作るスープは熱々で味噌の風味が良いですね。

 立川で食べた際は生姜が効いていたのですが、それはあまり感じませんでした。ご主人が好きな「彩未」@札幌の味噌ラーメンに通じるものを感じていたのですが、独自路線に変更したのでしょうか。個人的には味噌ラーメンに強い生姜は不要なのでこちらのほうがいいかな。


 12月2日(日)
 福生の「マーちゃん家」へ。6月にオープンし、看板には家系(いえけい)とありますが、吉村家@横浜を頂点とする家系の流れを汲むのかは不明です。麺の固さ/味の濃さ/油の量を調整できるのは家系らしいですが、太麺/細麺を選択するようになっているのは他では見たことがないですし、ラーメンだけでなくつけ麺もあります。家系には良く見かけるおろし生姜は卓上にありませんでした。

 味玉ラーメンを太麺で(700円)、白茶濁したスープは豚骨・背脂を感じます。油が浮いているものの家系の特徴である鶏油(チーユ)はあまり感じられないライトな家系という印象ですが、食べやすい気がしました。

 太麺は適度な茹で加減で、家系の特徴である短め。製麺所は不明ですが、家系で多く使われている製麺所の特徴はあります。同じように大きな海苔3枚と、あまり好きでない柔らかい茹でほうれん草がトッピングされて、その見た目は家系を踏襲しています。



 参考までにに家系とは、吉村家(74年)から暖簾分けした、本牧家・六角家(88年)・近藤家(92年)を直系として、その弟子・孫弟子・・・と枝葉が別れ、お店の正確な数はわかりません。

 ちなみに多摩地区で食べられる主な家系は、
 などがあります。

 ちなみに、大規模にお店を展開している「横濱家」は公式サイトにあるとおり「横濱家流」と名乗っており、家系との関係はよくわかりません。


 12月1日(土)
 京王永山の「博多長浜 磯崎」へ。最寄り駅からは徒歩だと15分程度かかるでしょうか、ひっそりと佇んでいます。メニューのベースは店名にあるとおり博多系のみ。しかもデフォが500円と安い。

 博多ラーメン(500円)、豚骨臭さは皆無のスープはエキスが充分に染み出て、とろみさえ感じる濃厚な豚骨ベースで、味付けはニンニクと香辛料を効かせた風味がアクセントになっています。極細麺は硬めに茹で上げられており、博多らしい雰囲気がよく出ています。

 肩ロースチャーシューは丁寧に仕上げてあります。実はこれは重要で、本場で食べてみると意外にチャーシューがおろそかになっていることが多々あって、そういう意味で博多系の中では秀逸。

 店名のとおりしっかりとした博多ラーメンを提供しており、今後の展開が楽しみなお店です。