蔵元(くらもと)  (注:北青山に移転しましたが閉店しました。)


【行った人】
Man太郎

【感想】
[98/02/26]
ご主人が有名店の「元楽」出身ということで、行ってみた。
歌舞伎町にありながらちょっとはずれにあるので、1人でお店に向かう途中も
うるさい客引きは少ない。

食べたのはラーメン(醤油ベース)・麺堅め

スープは、色は濁った醤油色に多量の背脂が浮いている。
いわゆる「背脂チャッチャ系」
見た目はギトギト系ですが、食べてみるとそうでもなく、背脂の甘みもちょうど
良いし、おいしいです。

麺は細目のストレートで、堅めにしたのが正解でした。
ツルシコでおいしい。(駒形軒と箱にある)

具は、チャーシュー2枚、メンマ、ネギ、1/2ゆで玉子。

チャーシューは、箸でつまむと崩れるほど柔らかい。
もうちょっと堅い方が好みだけど、薄い味付けでおいしい。
メンマは堅めで歯ごたえが良かった。こちらも薄い味付け。量は多目。
ゆで玉子は黄身が半熟。スープに黄身が溶けなくて良い。

食べている途中に思ったのだが、丼が小さくスープが少な目で、麺がすくい
にくいのが難点でしょうか。

「背脂チャッチャ系」はあまり好きではないが、おいしくいただけました。
塩ベースも食べてみたい。


[98/02/27]
次の日、塩ベース・麺堅めを食べに行きました。
「背脂チャッチャ系」を2日連続で食べることは、まずないのですが、
くどくなくおいしさが後を引く感じが非常に気に入ったのでしょう。

塩ベースのスープは、醤油ベースよりもあっさりしていますが、いわゆる
一般の「塩」ではなく、背脂とあいまってコクのあるやや甘めの味。
醤油ベースよりは味が薄め。

麺は醤油ベースと同じ。

具はチャーシューが1枚になって、ノリが追加される。
チャーシューは、スープが薄味になったせいか昨日に比べてちょっと
しょっぱく感じる。(2種類を使い分けているとは思えないが、、、)

食べ初めた時にご主人から「麺の堅さどうですか?」と尋ねられて、
手でOKサインを送ったら、にこやかにうなずいていました。

立地条件も良いし、もう時期行列店になるかもしれないです。


[98/04/16]
塩味を食べたのだが、変わった点がいくつかあった。
 @醤油ベースが赤ラーメン、塩ベースが青ラーメンという名前になった。
 A麺が細麺・太麺の2種類になった。(以前は細麺のみ)
 B麺の茹で方(堅め、柔らかめ)のオーダーができるようになった。
 C脂の多め・少なめのオーダーができるようになった。
 D味の濃い目・薄い目のオーダーができるようになった。
B〜Dについて、ここのご主人は「好みをどんどん言って下さい」という
方なので、以前から頼めばやってくれたのだが、店内のどこにも書いていな
かったので、知らない人はわからなかった。
Aについて、未食なのでわからないが、このスープには太麺よりも細麺の方
があっている気がする。

肝心の味の方は、ちょっとあっさり目になったのではないかな?
背脂が少なめになった気がする。
ご主人に尋ねたところ、基本的には変わっていないが、開店当初はどうしても
味が安定しなかったので、そのせいかもしれないとのこと。まあ、これも
「背脂やや多め」のオーダーをすれば良いことで、何ら問題ではないでしょう。

ご主人の真剣にラーメンを作る姿勢や、お客さんに対する気遣い、火にかけて
ある大きなズンドウ8ケが手間暇かけたスープであることを感じさせるのは以前
といっしょで、とても美味しく頂けました。



住  所:新宿区歌舞伎町1−29−2 (03-3207-1146)
     西武新宿線「新宿」駅から新大久保方面に直進。
     アメリカンブルーバード前 徒歩2分。
営業時間:11:00〜14:00 17:00〜翌2:00
休  み:日曜日・祝日
席  数:カウンタ14席程度
駐車場 :なし 路駐は取り締まりが厳しそうなので不可としておきます
メニュー:赤らーめん(醤油ベース) 700円
     青らーめん(塩ベース) 700円
     赤/青蔵元らーめん 900円(キムチ入りらしい)
     赤/青焼豚らーめん 1000円
     赤/青蔵元焼豚らーめん 1200円
     大盛り +100円 など
その他 :最初に入り口で食券を買うシステム。
     お冷やは氷水。浄水器を使っているのか、臭くない。
     ご主人は気さくな人のようだった。
     スープのズンドウが8個火にかけてあった。
     トイレがかなりわかりづらい。階段を下りた熱帯魚屋さんを入り
     店の奥の先にある。



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