つるつるそば 小平(こだいら)


★お店の情報★   (デジカメ画像)

住所・電話 八王子市横山町20−10  (0426-42-0940)
道順 JR中央線 八王子駅 北口から駅前通りを北に直進し、甲州街道との交差点の1つ先の信号を左折し直進。「市立一中西」交差点の左手前角。徒歩8分くらい。mapfan
駐車場 なし。近くにコインパーキングあり。
営業時間 11:30〜20:00(オーダーストップ)
定休日 木曜日
席数 テーブル 6席×1、4席×2、2席×3
メニュー (冷たい蕎麦)
もり 800円、つけとろろ 1000円、鴨せいろ・かき揚げ天もり 各1500円、天ぷらせいろ 1700円
(温かい蕎麦)
かけ 800円、山かけ 1000円、鴨南ばん・かき揚げ天そば 各1500円、天ぷらそば 1700円、にしんそば 1200円
追加のもり・かけそば +500円
(旬の種もの)
1月−あられ、2月−白魚、3月−はまぐり、4月−野の春、5月−若竹、6月−あなご、7月−ごまつゆ、8月−ひやおろし、9月−まつたけ、10月−秋の山、11月−かき南、12月−里の冬
(肴)
やきのり・うすずろ漬け 各400円、板わさ・玉子焼 各500円、わさびいも・とりわさ・やきとり・にしん・たたみいわし うにのはさみ揚げ・山いもの磯辺揚げ 各600円、かき揚げ天ぷら、鴨焼き 900円、車海老と旬野菜の天ぷら 1000円
(おすすめ肴:季節により変動)
川えびの素揚げ 500円、おぼろとうふ・地鶏の山椒焼き 各600円、まぐろづけ香草添え 800円、秋の山(しいたけ・しめじ・舞茸など)1200円、ゆずそば 1200円、おろしそば 1000円
【酒】
野積杜氏(のづみとうじ)本醸造 600円、菅名岳(すがなだけ)本醸造 700円、竹林爽風(ちくりんそうふう)特別純米 800円、福扇(ふくせん)吟醸 800円、エビスビール (小)400円、(中)600円、ウーロン茶 300円
(今月の特撰酒。毎月旬の酒、限定品、小さな酒蔵の酒などあまり知られていない隠れた銘酒を越後より毎月取り寄せている) 美の川 菊日向(きくひより)純米吟醸 秋期限定 1000円、越州 壱乃 本醸造 700円
その他 八王子にて明治43年創業で、昭和30年代からこの地で営業しているそうだ。3年前に改築したとのことで、落ち着いた趣のある外観、店内は木を活かした暗めの照明で小料理店のような造り。入口近くに小さな池があり大きな鯉が数匹泳いでいる。ススキも数本飾られており、季節らしさの演出がされている。10歳未満のお子様は入店できないという大人向けのお店。棚に蕎麦猪口が18個×8段・計144個飾られている。メニューには江戸更科系の蕎麦と書いてある。着席すると日本茶とおしぼりが出される。BGMはいわゆるBGM。
蘊蓄が色々と書いてある。
もり汁・・・銚子の小さな醸造蔵で諸味を豊富に使い1年間木樽でじっくり熟成された本醸造濃口醤油に三年熟成の本みりん、まじりけのない純糖を合わせ熱を加えて1ヶ月おだやかな本がえしを仕込む。カラカラに枯れた安房のかつお本枯節を焼いて厚めに削って湯に入れ、じっくりと煮詰めて1時間香りをとばしてだしをとり、かえしと合わせて一昼夜、翌日湯せんにかけて1時間、さらに寝かして3日間、濃く穏やかな汁。
かけ汁・・・さば・宗田にむろあじを合わせて煮詰め、香り引き出す追いがつお、甘さ控えめたかえしと合わせてさっぱりと。その日の分だけ仕込む。
つるつるそば・・・さらし粉と呼ばれるそばの実の中心部から取るでんぷん質の白い粉、香りは弱いがふくよかな甘みのある粉で打ったそば。原そばは旭川の牡丹そばを主に石臼で丁寧に製粉されたさらし粉に二割弱のつなぎ粉を入れ卵黄水にて丁寧にこね上げ、つるつるとした食感と上品な甘さを身上としている。


★実食した感想★

年月日 2001/10/14 14:00
実食メニュー もり (800円)
つけ汁 徳利に入っている。鰹節の風味が程良く、味醂などの甘さは控えでなスッキリとしたつけ汁。味付けは濃いめだが、まろやかさがある。
蕎麦 容器は長方形の漆塗りの蒸籠。白くて細い蕎麦。歯ごたえはフワっとした硬めで初めて食べる歯ごたえ。ツルツルとした喉越しで、蕎麦の風味は弱いが甘みがある。
薬味など 小皿に、長ネギの白い部分の極薄小口切り・わさび。わざびは本わさび風で風味が良い。
その他 そば湯は白濁で、蕎麦の風味がする。味見したかき揚げ天もりは蕎麦は同じ。かき揚げの具は野菜類と海老などでカラっと揚がっている。天つゆは別の器で出される。つまみと日本酒を飲んでからシメに蕎麦が楽しめる大人向きのお店。
全体の評価 ★★★ (また行きたい)


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